昭和40年男・長江俊和(映画監督)が監督を務めた映画『不安の種』が7月20日から公開する。
長江は1997年にテレビ『奇跡体験!アンビリバボー』の企画からディレクターとして参加し、以降、『学校の怪談 春の呪いスペシャル』をはじめ『世にも奇妙な物語 春の特別編』『本当は怖い童謡』『エコエコアザラク』『放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人~』など、ホラーや怪談、心霊ドラマ、サスペンスなどを中心に手がけている。
その長江が今回、監督と脚本を担当した映画『不安の種』は、登場人物が何気ない日常のなかで怪異なものに出会う様子を描いたオムニバスホラーだ。原作は中山昌亮の同名漫画『不安の種』で、月刊チャンピオンと週刊少年チャンピオンで連載され、独特なタッチの画と恐怖の描写がカルト的な人気を集めた。物語は、とある街で起こったバイク事故をきっかけに、街に潜む怪異現象が次々とあらわになることから始まる。長江は原作の怪異エピソードを巧妙にまとめあげ、ひとつの物語にまとめあげ映画化した。同作には同じく昭和40年男・津田寛治が出演する。長江が手がけた身の毛もよだつホラー映画『不安の種』は、7月20日から東京・新宿『シネクイント』と、大阪・梅田『テアトル梅田』でレイトショー。観終わった後も尾を引く恐さで“不安の種”を残すホラー作品。夏の寝苦しい夜を涼しくしてくれそうだ。ホラー映画好きな人はぜひチェックしてみてほしい。
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