今日のデスクは浜松のホテルだ。出張してもPCと手帳を開けばこのとおり、すぐに仕事場になるのだからスゴイ時代である。以前は出張＝
仕事ができない＝
呑むしかねえだろう!!
という、とてもいい流れだったのだが、便利なこととはやや窮屈でもある。
PCがカバンに常に入っている状態となって何年になるだろう。肩から下げるカバンに突っ込んで、よくないことはわかっているのだがどうしても右肩ばかりにぶら下げて歩く。そして最近深刻なのは、右側の腰痛が慢性的になってしまったことだ。とうとう腰痛持ちになっちまったい、トホホ。先日書いた老眼に続いて、やっぱり加齢によるものなのだろう。昔は重ったいギターを、やはり右肩にぶら下げてどこまでも歩いたものだ。それでも腰痛なんてなかったのに、この体たらくったら情けない。キチンと運動することが、こうした加齢特有の症状に効く薬であることはわかっている。わかっちゃいるけどできないものよ。
さてさて、そんな腰痛をかかえてまで仕事を持ち運べるようにはなったが、せっかく遠くまで来たのだから呑もうとなる、人と人との付き合いはのは昔となんら変わらない。浜松はスズキとヤマハ(厳密には磐田だが)の本社がある。うちの会社ではバイク雑誌を多く発行しているから、当然ながら仕事で絡む。議論を尽くす担当者は、真剣になればなるほど仕事だけの付き合いを超えて、かけがえのない友となっていく。浜松通いはもう20年になるから、その分だけ友が増えた。定年を迎えた方や移動によって仕事では絡まなくなった方であっても、酒を酌み交わすのは楽しいもので、今夜はそんな友との酒宴に出かけるのだ。距離を隔てていることで、もてなしの精神があるのもいい。