【S40News!】レクサスのISシリーズがフルモデルチェンジ。

LEXUS IS
IS350“F SPORT”
LEXUS IS
IS300h“F SPORT”
LEXUS IS
IS350“versionS”
LEXUS IS
IS250“versionL”

LEXUSは、『IS350』と『IS250』の2台をフルモデルチェンジ、さらにハイブリッドモデル『IS300h』を追加して発売を開始した。

トヨタの高級車ブランドであるLEXUSにおいて、中核モデルとなるISシリーズは、2.5/3.5リッターエンジンを搭載するスポーティミドルセダンだ。同ブランドが2012年のGS以降のスピンドルグリルを備えた次世代ラインアップ「New Chapter LEXUS」の集大成と位置づけられるシリーズであり、「真の“走る楽しさ”の体現」を開発のキーワードとしているという。

エクステリアデザインは、LEXUSのデザインアイコンとなっているスピンドルグリルを起点として構成され、スポーティでありつつ力強い印象を受ける。特にヘッドランプユニットから独立されてL字型を強調しているクリアランスランプが個性的なフロントフェイスを演出している。また、前輪の後方からリヤエンドまで一気に跳ね上がるロッカーラインをもつサイドビューや、リヤホイールアーチの独特の造形には、アグレッシブさも感じられる。

走りに影響を与えるボディの新生産技術として従来のスポット溶接より溶接打点間のピッチを細かくすることができる新工法・レーザースクリューウェルディングや、ボディを面で結合し、たわみを抑える構造用接着剤などを積極的に投入してボディ剛性を向上しているという。また、IS350には8速ATが搭載されるのもトピックスで、多段ATならではの滑らかな加速と、最短0.2秒で変速するMポジションでのダイレクトな操作感を両立、操縦性をさらに高めている。

LEXUS IS
IS350“version L”
LEXUS IS
スポーツサスペンション(リヤ)
LEXUS IS
IS350“versionS”
LEXUS IS
IS350 “F SPORT”
LEXUS IS
IS250

パワーユニットはIS250/350がV6DOHC24バルブエンジンを搭載。ハイブリッドのIS300hは直4アトキンソンサイクルエンジン+モーターだ。詳細は下記の通り。

<IS250>
2,499cc V型6気筒DOHC24バルブ

(215PS/6,400rpm、26.5kgm/3,800rpm)
<IS350>
3,456cc V型6気筒DOHC24バルブ

(318PS/6,400rpm、38.7kgm/4,800rpm)
<IS300h>
エンジン:2,493cc 直列4気筒 DOHC24バルブ

(178PS/6,000rpm、22.5kgm/4,200~4,800rpm)
モーター:143PS / 30.6kgm
システム全体:最高出力220PS

 今回のモデルチェンジにおいて、同ブランドのハイブリッドラインナップを完成させる一台として、新たに追加されるIS300hには、新世代直噴技術・D-4Sによって最大熱効率238.5%を実現した2AR-FSEエンジンを搭載する。バッテリー配置を最適化し、従来困難だった後席への6:4分割可倒式シートの採用を可能にするなど、ハイブリッドでありながらクラストップレベルの室内・荷室空間を実現しているのも特徴といえるだろう。

レクサスブランドを担う今回のフルモデルチェンジ。市場がどう受け入れるか気になるところだ。価格はIS250が420万円から、IS350が520万円から、IS300hが480万円から。

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