パナソニックは、ミラーレス一眼カメラ『LUMIX DMC-G6』を6月20日より発売する。
マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したミラーレスタイプのレンズ交換型デジタル一眼カメラで、EVF(電子ビューファインダー)を省いたコンパクトモデルと、フラッグシップモデルである『DMC-GH3』の間に位置づけられる中間機種に該当し、2012年9月に発売されたLUMIX Gシリーズ『DMC-G5』の後継モデルだ。自由な位置に回転可能なフリーアングルモニターを搭載し、ローアングルやハイアングルのほか、自分撮りも自在にできるのも特徴の一台である。
撮像素子は従来機から引き続き有効画素数1,605万画素、4/3型のLive MOSセンサーを採用。これに新開発の画像処理エンジン『新ヴィーナスエンジン』を組み合わせる。新搭載の新2次元ノイズリダクションにより、ノイズの質感をコントロールし、ざらつきのないクリアな画質を追求しており、拡張ISO25600の高感度撮影も可能としている。また、限界解像やコントラストを向上している他、階調はそのままにより広いダイナミックレンジも実現したとしている。
さらに、自動でピントをあわせるAFでは、夜明け前や月明かりの下など、低照度の環境下でも被写体のピントあわせができるローライトAFを新たに搭載。あらゆる面での速度向上も達成しており、連写速度は従来モデルの3.7→5コマ/秒(AF非追従時は6→7コマ/秒)に向上、電源を入れてから撮影するまでの待機時間を1→0.5秒に短縮、動画撮影時に、動画ボタンを押してからの待機時間を1秒に短縮させている。
この他、EVF(電子ビューファインダー)は、有機ELになり、コントラストが大幅に向上。ピントが合った部分に青い表示ができるピーキング機能もシリーズ初搭載している。Wi-FiとNFCも新たに搭載、インターバル撮影も追加されるなど、機能面での進化も著しい。
カラーは黒、白、銀の3色で、実勢予想価格はボディ単体で8万円前後、14-42mmレンズとのセット『Xキット』が10.5万円前後、14-140mmレンズとのセット『Hキット』が12万円前後、両レンズとのセット『Wキット』が11万円前後となっている。
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