今週の土曜日は、『昭和40年男たちのメロディー』とのタイトルで、河口恭吾さんのライブが行われる。最新号でも紹介したとおり、本誌が制作に参加した同タイトルのアルバムが、３月20日に発売となった。ライブでは、このアルバムに収録した曲を中心に選曲されるとのことだ。まだチケットはあるようなので、読者諸氏はぜひ足を運んでいただきたい。
舞台となるビルボードはご存知だろうか。僕は東京しか行ったことがないが、ゆったりとした席でアルコールを楽しみながら観ることができる。とびっきり上質の時間が演出される素晴らしい空間で、大切な人と過ごすのに最適だぞ。ここで僕ら昭和40年男に向けてライブが行われるのだから、これほどの贅沢はそうそうないだろう。ちなみに当日は、こんなスペシャルカクテルまで用意される徹底ぶりだ。
先日河口さんにお会いしたときに、アルバム以外からの曲もセットに入れたいとのことで、雑談レベルであるが曲名を上げてみた。もちろんターゲットは昭和40年男である。はたしてこれらの曲が演奏されるだろうかと、これまた楽しみである。
さらにもう１つのお楽しみがある。当日は、ライブ開始前のステージスクリーンに、昭和40年男の紹介ビデオが流れることにもなっている。そりゃそうだ。河口さんのライブに欠かさず出かけるファンの方は多いだろうし、ビルボードという箱自体にもファンが多くて、そうした方々は「ビルボードで河口恭吾さんを観ようか」とのモチベーションで来場する。そんな方々は「ところで、この『昭和40年男』ってなんじゃ」との「？」を浮かべながら来る方が多いだろうとの配慮からだ。創刊後初のプロモーションフィルムとなっていて、今日そのデモ版を見せていただいた。創刊の経緯から今回の制作に絡むことになり、完成したところまでのダイジェストが綴られていた。コイツが会場に流れるのを目撃しない手はない(泣くかも)と、僕は出かける予定にしている。もし会場で見かけたら、気軽に声をかけてください。
ちなみにビルボード東京でも６月３日の月曜日に行なわれるから、関東圏の方はコチラをチェックしてほしい。月曜日ということは、河口さんのライブから『浅草秘密基地』へとのハシゴなんて荒技も可能だね。ぜひっ。