インペリアル・エンタープライズは、元祖スーパーロボットとして今も高い人気を誇る作品『マジンガーZ』の誕生40周年を記念して、『マジンガーZ 誕生40周年 公式記念銀貨 1/20精密モデル 合金マジンガーZ スーパーデラックスセット』を販売している。
『マジンガーZ』といえば、巨大なヒト型のロボットに人間が搭乗して闘うというスタイルを初めて確立した作品として広く知られ、1972年、昭和40年男たちが小学校2年生の頃に漫画の連載及びテレビアニメが放映された。超合金Zと呼ばれる架空の合金でつくられているという設定をそのまま活かし、亜鉛合金を使ったダイキャストパーツを多用したおもちゃ『超合金マジンガーZ』も大人気となり、以降『超合金』ブランドが広く展開されるきっかけになったのもご存知のとおりだ。
昭和40年男たちを夢中にさせた伝説のスーパーロボット、マジンガーZが誕生40周年を迎える今年、これを記念して登場したのが、史上初となる銀貨『マジンガーZ 誕生40周年 公式記念銀貨 1/20精密モデル 合金マジンガーZ スーパーデラックスセット』である。銀貨と言われてもピンと来ない人がいるかもしれないが、これはただの銀製のコインではない。英連邦クック諸島政府が公式に発行する、最高品位の純銀（.999）で鋳造された完全未使用の法定貨幣なのである。昔、オリンピックや万博などを記念して記念硬貨が発行されたのを覚えている人も多いはず。きっと今も大事に持っている人もいることだろう。それらと同じといったらわかってもらえるだろうか。つまり、『マジンガーZ』が一国の正式な硬貨（銀貨）として認められた証ということなのだ。
驚くべきことに、公式な銀貨でありながら表面には最新のカラー技術が用いられており、赤と青のコントラストも美しい雷鳴轟く空を背景に、梨地のレリーフが施されたマジンガーZの頭部が再現されている。さらに、頭部右側には内部構造をむき出しにした様子が描かれ、銀貨の梨地によるメカニカルで重厚な光沢がマッチしている。
表面には英連邦の元首エリザベス2世の肖像が刻まれ、裏面のマジンガーZ頭部との対比が不思議な魅力を放つ。しかも、原作者である永井豪氏監修となっており、本人が「いつまでも手にとって眺めていたくなる美しさとカッコよさ」というのがよく理解できる。
そして、この銀貨の魅力を引き立てているのが、マジンガーZの頭部を1／20サイズで再現した“オール合金製フィギュア”だ。ずっしりと重い金属製の頭部は全高約20cmと大迫力。台座部分に透明カプセルに密封した銀貨を収めることができ、いつでも手にとってじっくりと表裏を眺められるのがうれしい。また、ホバーパイルダーは着脱式で、こちらももちろん合金製。羽部分を広げて飛行形態に変形させられる他、コクピット内部も再現するというこだわりぶり。まさにコレクター魂をくすぐられずにはいられない仕上がりといえるだろう。
この『マジンガーZ 誕生40周年 公式記念銀貨 1/20精密モデル 合金マジンガーZ スーパーデラックスセット』は950点限定となっており、台座にはエディションナンバーの入ったプレートが付いて、価格は4万8,500円。販売は同社オンラインショップ『PREMICO（プレミコ）』にて行なわれている。限定生産品なので、興味がある人は今のうちに予約しておくといいだろう。
