トムス・エンタテインメントは、小池 健描き下ろしによる峰 不二子複製原画とルパン三世の新フィギュアを発売した。
原画とフィギュアはいずれも、2012年秋に放映され峰 不二子を主役にしたエロティックな表現が話題を集めた映画『LUPIN the Third~峰 不二子という女~』からのものとなる。
峰 不二子複製原画は、3月に発売された映画の原画集に続く、いわば不二子第2弾。以前にも本ブログで紹介したとおり、原画集は『LUPIN the Third~峰 不二子という女~』のキャラクターデザイン&作画監督を務めた小池 健が描いた原画とレイアウトから厳選されたもので、珍しいA4ヨコ版だった。今回発売の複製原画は、その原画集の表紙イラスト案として描き下ろされていた1枚の絵柄を複数原画のために彩色して完成させたものだという。最終的に表紙にはされなかったものの、峰 不二子の活き活きした表情とセクシーな魅力にあふれている、原画の表紙とはまた違う良さがある1枚だ。完全受注生産となっており、小池直筆サイン入りと貴重だ。
また、もう一つの商品、ルパン三世のフィギュア。小池 健によるキャラクターデザインの監修のもと、衣装製作を秋元みえこが手がけ、コスチュームの質感やシルエットなどディテールに徹底的にこだわったという。たとえばジャケットは、ふわりとなびく様子をワイヤー使って表現。頭部は2種類を用意し、差替えられるようになっている。キリリとしたルパンと、挑戦的なルパン、異なる表情を楽しめる。また、数百パターンのポージングをとることも可能で、付属された銃やライター、タバコを持たせれば映画のワンシーンそのままに、自分の部屋の中にルパンの世界が広がる。
モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』のテレビ放映が始まったのは1971年。以来、我々昭和40年男世代は、再放送や映画で繰り返しこの作品を楽しんできた。ルパンといえば、モーリス・ルブランの小説ではなく、このアニメを思う人も多いだろう。峰 不二子の複製原画とルパン三世のフィギュア、ファンならばどちらも欲しくなりそうだ。
『LUPIN the Third~峰 不二子という女~』複製原画は、原画サイズはA3、フレームサイズは508×630(mm)、木製フレームは赤と黒の2種類。価格は4万9,350円(送料・手数料別)。第一次受注受付期間は5月21日(火)まで。また、フィギュア『RAH ルパン三世』は、全高約300mm、PVC製、フィギュアスタンド付で、価格は1万8,690円(送料・手数料別)。受注受付期間は7月23日(火)までで、11月発売・発送予定。なお、松坂屋名古屋店・松坂屋美術館で開催中の『ルパン三世展』会場内でも受け付けている。