バンダイは、ショッカーやキカイダーなど昭和の東映特撮キャラターのTシャツやアパレルグッズの新商品をリリースした。
昭和40年男にとって忘れられない東映特撮作品に『仮面ライダー』や『人造人間キカイダー』がある。バンダイはこれらのTシャツやパーカー、ベルトなどを新商品としてラインナップし、劇場映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』の公開を記念して、予約受付が開始しているというわけだ。
商品のなかで昭和40年男の関心を集めそうなのは、『仮面ライダー』に登場する地獄の軍団・ショッカーと『人造人間キカイダー』のハカイダーなど、悪の一味をテーマにしたものだろう。着ればそのままショッカー隊員になれそうな骨Tシャツやパーカー、ショッカー一味であることを象徴するマークが入ったベルト、そして『人造人間キカイダー』でヒーロー・キカイダーに勝るとも劣らない強さを見せつけるハカイダーがプリントされたTシャツなどがそのラインナップに含まれている。
幼稚園から小学校低学年の頃だった昭和40年男なら誰にでも多かれ少なかれ、これらの番組に夢中になり、放課後になると変身ごっこで遊んだ記憶があるのではないだろうか。ヒーローである仮面ライダーやキカイダーはもちろんカッコいいけれど、彼らが対峙したショッカーやハカイダーもなぜだか惹かれる不思議な個性を放っていた。40年が過ぎた今なお、我々の記憶にこれら特撮番組が焼き付いているのは、彼らの存在あればこそだ。
実は間もなく発売される本誌6月号（5月11日発売）の特集では、そのショッカーとハカイダーを大きく採り上げている。内容を読んでいただければ、大人になった今だから理解できる、彼らが持っている悪の魅力と哀しさを再発見していただけることと思う。そして、そんな大人の感慨に浸りつつも童心に戻って、このTシャツやパーカーを身に着けるのも悪くないのではなかろうか。
『仮面ライダー ショッカー戦闘員 骨Tシャツ』は、メンズサイズM、L、XLの3種類で価格は3,500円、商品お届け予定は6月頃。『仮面ライダー ショッカー戦闘員 パーカー』は、メンズサイズM、L、XLの3種類で価格は7,500円、商品お届け予定は8月頃。『仮面ライダー ショッカー戦闘員マークデザイン ベルト』は、メンズサイズで価格は3,500円、商品お届け予定は7月頃。『人造人間キカイダー ハカイダーTシャツ』は、メンズサイズS、M、L、XLの4種類で価格は3,150円、商品お届け予定は5月頃。また、この他にも『宇宙刑事ギャバン＆電子星獣ドルTシャツ』、『世界忍者戦ジライヤTシャツ』『菅原芳人計画 超人バロム・1Tシャツ』などもあるぞ。