昭和40年生まれの中日ドラゴンズ投手・山本昌広が、5日のDeNA戦（ナゴヤドーム）で先発し、1軍復帰することが決まった。
山本は、1984年にドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。米国野球留学を経て、プロ5年目で1軍初勝利を挙げた。そして93年には17勝を挙げ、最多勝&最優秀防御率のダブル受賞を果たし、翌年には最多勝&沢村賞を獲得。97年には最多勝を、06年には対阪神戦、41歳1カ月で史上最年長となるノーヒットノーランを達成。08年に200勝を達成。先月9日のヤクルト戦で見事、勝利投手となり、自身が持つ最年長先発勝利の記録を47歳7ヶ月で更新ししている。
その山本の次の登板に期待が集まっていたのだが、先月14日の試合前の練習中に左太もも裏に違和感を感じ、大事をとり、15日には出場選手登録を外れた。現在チームは最下位で、山本の復帰が待ち望まれるなか、28日にはウエスタンリーグのオリックス戦に登板し、4回8安打3失点、30日にナゴヤドームの1軍練習に合流した。そして来る5日のDeNA戦で先発することとなった。山本の活躍に注目したい。
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