シー・シー・ピーは、赤外線コントロールのヘリコプター『M.I HOVER-FALCON』を4月26日(金)から発売する。
手頃な価格のヘリコプタートイを発売してきた同社が、新たに展開するシリーズの第1弾。安定して飛行させるのは価格に関わらずなかなか難しいヘリコプターだが、『M.I HOVER-FALCON』はそうした点に配慮し、直感的な操作で楽しめることがウリだ。ヘリを操作するコントローラーには加速度センサーを搭載。片手で持てるサイズのコントローラーは、ボタンと片手の動きだけでヘリを操作することができるようになっている。
離陸・着陸、そして上昇・下降は、コントローラーのボタンを推すだけでOK。また、前進・後進と左右の回転は、コントローラーそのものを動かし操縦する。ヘリを右旋回させたい時はコントローラーそのものを右に傾け、前進させる時は上側に向ければよいので、操作の感覚がとてもつかみやすそうだ。
また、難しいイメージがあるホバリングも簡単だ。高さを自動的に調節するオートホバリング機能を搭載しており、機体から地面までの距離を赤外線で自動測定。あらかじめ決められた高さになると自動的にホバリングし始めるだけでなく、机や椅子など障害物にさしかかると、そこで高さを再認識する設計になっている。操作距離は約5mと従来どおりだが、物が置かれた部屋の中でも、スムーズな飛行が期待できそうだ。
操作性の難しさこそがヘリコプター操縦の醍醐味という面も確かにあるけれど、初心者にはちょっとハードルが高い。室内で手軽に、しかもヘリコプターらしい動きが味わえるこの商品、少年時代に戻ってラジコン気分を満喫したい人にはおすすめだ。『M.I HOVER-FALCON』の本体サイズは全長約22cm、約30分の充電で5分間の連続フライトが可能。また夜間のフライト気分を味わえるサーチライトも付いている。3チャンネル、ジャイロセンサー付き、価格は。6,279円。