昭和40年生まれの俳優・尾美としのりがJA共済の新テレビCMシリーズに父親役で出演する。
尾美は1978年に市川崑監督の映画『火の鳥』で子役デビューし、以降、子役としてさまざまな映画やドラマに出演し、17歳で映画『転校生』(大林宣彦監督)の主役のひとりを演じ注目を集めた。そして青年時代は純朴な青年や少し影のある青年などを演じ、現在は生真面目なサラリーマンやエリート検察官や官僚など尾美の持つ真面目な雰囲気によくあった役柄から、粗暴なタクシー運転手やヤクザなどまで、幅広い役を演じている。
以前、『編集長のつぶやき』で紹介した漫画『あんどーなつ』がドラマ化されたときには、ヒロイン・安藤奈津の兄弟子の和菓子職人役で出演。奈津を優しく見守る兄弟子役が見事にはまっていた。また現在は、朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)に出演している。尾美は、ヒロイン・アキの父親として、またアキの母親役で出演中の小泉今日子(キョンキョンもタメ年・昭和40年女)と夫婦役を演じている。ちなみにこの『あまちゃん』、お気づきの方もいると思うが、駅長の大向大吉演じる杉本哲太、観光協会会長の菅原 保演じる吹越 満、アイドルおたく・ヒビキ一郎演じる村杉蝉之介などなど、昭和40年男たちが出演しドラマを盛り立てている。
その尾美が、出演しているJA共済の新テレビCMは、架空の家族・三谷家の日常風景を通じてJA共済の事業内容などを紹介していくというもの。尾美は三谷家の父親としてシリーズ全6本のCMに登場する。尾美のかもしだす柔らかで温かい雰囲気が、ほのぼのとした温かい三谷家をつくりだしている。CMはコチラで観ることができるので、ぜひチェックしてみてほしい。
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