写真家・オガワブンゴは、ミュージシャンで音楽プロデューサー、ナイル・ロジャースの写真展『“BINGO” BUNGO OGAWA PHOTO EXHIBITION feat. Nile Rodgers with CHIC』を4月17日 (水) から東京・渋谷で開催する。
ナイル・ロジャースは、1980年代を代表する名プロデューサーで、同時にギタリストとしても有名だ。昭和40年男には懐かしいデヴィッド・ボウイの1983年のアルバム『レッツ・ダンス』や、マドンナの1984年のアルバム『ライク・ア・ヴァージン』を手がけている。その後も、ダイアナ・ロス、デュラン・デュラン、エリック・クラプトン、ミック・ジャガーなど大物アーティストを次々に演出。1980年代のポップス界に君臨した。その一方で、かつてディスコブームを巻き起こしたバンド、シック (Chic) の活動を1992年に再開し、さらに2000年代にはグラミー賞の音楽監督なども務めるなど幅広い活動をしてきた。
今回の写真展では、日本でのライブ「Nile Rodgers with CHIC」を写真家・オガワブンゴが撮影したものが展示される。ナイル・ロジャースは1996年に日本を訪れたが、実はその来日中にシックのメンバーである盟友バーナード・エドワーズが客死。以降、ナイルの来日公演は4月に行なわれているという。残念ながら今年は来日予定がなく、そこで、ライブとは違う形でこの大切な時期を楽しもうとオガワブンゴが写真展を企画した。これにアートディレクターの石塚康嗣が協力し、ロジャースの友人である人見欣幸と内海初寧が本人に企画を提案して実現に至った。
ロジャースの “音” に触れたであろう昭和40年男とはいえ、彼の姿がすぐに浮かぶ人は少ないかもしれない。この機会に、かつて我々を夢中にさせたミュージシャンの音楽の深さを、写真を通してぜひ感じてほしい。入場は無料。4月20日 (土) の正午~午後5時は「Nile Rodgers with CHIC DAY」として、ロジャースの音楽がやや大きめの音で流れる他、会場内でドリンクの販売があり、カフェ感覚でも楽しめるというから気軽に足を運んでみよう。
「”BINGO” BUNGO OGAWA PHOTO EXHIBITION feat. Nile Rodgers with CHIC」
会期: 4月17日 (水) ~ 4月21日 (日)
時間: 正午~午後9時 (4月17日 (水) 午後4時~午後9時はプレオープン)
場所: LE DECO1 (渋谷区渋谷3-16-3 ルデコビル1階)