今井寿と櫻井敦司の二人の昭和40年男が所属するバンド・BUCK-TICKのデビュー25周年記念映画『劇場版 BUCK-TICK~バクチク現象~』が上演される。
1985年に結成したBUCK-TICKは、日本のロックシーンが急加速しはじめた時代、1987年にメジャーデビューをはたした。櫻井はボーカルを、今井はギターを担当し、とりわけ2人は、ステージ上での圧倒的な存在感とパフォーマンスでバンドを牽引した。そして1989年にリリースした3rdアルバム『TABOO』でオリコンチャート1位を獲得し、デビューからわずか2年で東京ドームライブを敢行。後続するさまざまなアーティストに影響を与え、その人気ぶりは“バクチク現象”とよばれる社会現象まで引き起こした。現在もメンバーは結成時から変わることなく、近年13年連続で12月29日に日本武道館でライブを開催するなど、その勢いはとどまることなく、ファンを引きつけてやまない。
そして公開される同映画では、BUCK-TICKの2011年に行われた毎年恒例の日本武道館ライブから、25周年を締めくくる2012年12月29日に開催された武道館ライブまで、丸1年間カメラは密着。レコーディングやライブの裏側、ツアーなど彼らの活動に迫ったドキュメンタリー作だ。その撮影素材は1,500時間を超える大作となっている。6月15日から前編が、6月22日から後編が2週間限定で公開される。走り続ける彼らの活躍に注目したい。
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