昭和40年生まれのファッションデザイナー・丸山敬太が自身のブランド・KEITA MARUYAMAの2013-14年秋冬コレムションを発表した。
丸山は90年にフリーデザイナーとして活動を開始し、人気アーティストDreams Come Trueのステージ衣装のデザインを手がけたことでその名が知られるようになった。その後、94年の秋冬東京コレクション(東京で年2回開催されるファッションショー。世界四大コレクションの次席に位置づけられる世界的なコレクションのひとつ)で『KEITA MARUYAMA』をデビューさせた。その後も伊勢丹の制服デザイン、ユニクロのカシミヤ商品の企画など幅広く活躍を続け、一昨年は東京を中心に活躍する13ブランドの女性デザイナーと組んでアイテムを作り、それを販売する移動型ショップ『Beauty Bar』という新プロジェクトをスタートさせている。
その丸山は今回、発表会で新しい試みをしたのだそう。一般的には新作発表の際は、新作に身を包んだモデルたちがステージを歩くのだが、丸山がトライしたのはムービー形式でコレクションを発表するという方法。ムービーのBGMには野宮真貴が歌う小沢建二の『ぼくらが旅に出る理由』が用いられ、ニューヨーク、香港、東京に暮らす4人の女性が出会いや恋、別れを表現するという展開。会場にはそのムービーで使われたセットや着用されたコレクションが飾られ、映像作品の世界観がそこに表現されたようだ。KEITA MARUYAMAは来年20周年を迎える。丸山のますますの活躍に期待したい。
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