キングジムは、カメラ付会議用レコーダー『ミーティングレコーダー』を4月19日(金)から発売する。
議事録担当になり会議を録音して、いざ作成しようと思ったら誰の発言かハッキリしない、あるいは作成することばかりに気をとられて会議に集中できなかった…。そんな経験は誰にでもあるのではないだろうか。新商品『ミーティングレコーダー』は、こうした悩みを解決してくれるアイテムだ。
最大の特徴は、4つのカメラが本体に搭載されており、会議テーブルの中央に置けば、周囲360度を録画できることだ。無指向性マイク搭載のため、話し手が座る位置を気にする必要もない。3種類の録画モードが用意されており、シーンに合わせて選べる。
<4分割モード>
4つのカメラの映像を1画面に4分割して録画する。全方位をすべて録画できるので、出席者が何人いようとも誰が発言したのか一目瞭然。議事録の心配をすることなく、余裕を持って会議に臨める。
<オートモード>
4つのカメラが3秒ごとに順番に撮影する。再生も同様で、会議の雰囲気を残しておこうという場合はこのモードも良さそう。
<シングルモード>
1つのカメラの映像のみ録画する。一方向からの撮影、たとえば講演等を録画する場合に使用する。
録画・録音はSDカードにファイル保存され、再生は本体にある液晶画面ではもちろんのこと、付属のUSBケーブルを使ってパソコンに表示することも可能だ。この他、会議の様子をパソコン画面などに映せるWebカメラ機能もある。4分割モードで活用すれば、話し手に合わせてカメラの向きをいちいち変える手間も省けて便利そう。ただしWebカメラとして使う場合は録画・録音は不可なのが残念だが。さらに、パソコンに接続してスピーカーとしても利用できる。
会議の記録を助けるだけでなく、会議そのものを活き活き演出できそうな『ミーティングレコーダー』。1台でマルチな機能を持っていて、昭和40年男のビジネスシーンで活躍しそうな商品だ。サイズは77×77×220(mm)、重さ約485gで色はホワイトのみ。液晶画面は2.4インチ、SDカード保存で、録画時間の目安は同梱の4GBのSDHCカードの場合で約2時間。価格は3万4,650円。