バンダイビジュアルは、『宇宙戦艦ヤマト』5作品を今年順次Blu-ray化して発売する。
『宇宙戦艦ヤマト』は、昭和40年男が小学生だった1974年にテレビに初登場したSFアニメの傑作作品。その後アニメーション映画が1977年に公開され、ブームに火がついた。ほぼ同時期に『銀河鉄道999』の漫画&アニメを制作していた松本零士は、昭和40年男世代を含む社会全体をSFアニメの世界へと導き夢中にさせた存在である。
今回、Blu-ray&DVD化されるのは劇場版の5作品。映画第1作目となった『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』、続く1978年制作の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』、1979年『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』、1980年『ヤマトよ永遠に』、最後が1983年の『宇宙戦艦ヤマト 完結編』である。4月24日(水)の『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を皮切りに2ヶ月ごとに発売され、12月25日(水)発売の『宇宙戦艦ヤマト 完結編』が最後となる予定だ。
5作品いずれにも各8ページの解説書と劇場用の予告編映像が封入され、その他は作品によって異なる特典が付く。4月発売の1作目には、音声特典として『宇宙戦艦ヤマト』で使われたSE(効果音)のみで構成されたミニストーリー『音響譚詩YAMATO Vol.6-11』、ロビーカード、絵コンテやパンフレットの一部などが用意されるという。 また4月7日(日)午後5時から、 38年ぶりにリメイクされ昨年劇場公開された新作『宇宙戦艦ヤマト 2199』が放映される。MBS・TBS系全国ネットというテレビ地上波に『宇宙戦艦ヤマト』シリーズが登場するのは33年ぶりということで、こちらもファンの話題を集めている。
新・旧どちらもの『宇宙戦艦ヤマト』を観れば、学生の頃に抱いた熱い想いや夢も、ヤマトと共に蘇りそうな気がする。Blu-ray Discとテレビ放映、どちらも楽しみだ。Blu-ray Disc『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の発売日は4月24日(水)、『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』は6月21日(金)、『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』は8月28日(水)、『ヤマトよ永遠に』は10月25日(金)、『宇宙戦艦ヤマト 完結編』は12月25日(水)で、価格はいずれも7,350円。