昭和40年生まれの宇宙飛行士・野口聡一が、4月4日から『宇宙ニュース』(テレビ東京)のアンカーマンを務める。
野口は1996年にNASDA(現 JAXA)の募集する宇宙飛行士候補者に選定され、98年にNASAよりミッションスペシャリスト認定を受け、2005年7月にスペースシャトル 『ディスカバリー号』で初フライトを果たし、宇宙で3回の船外活動のリーダーとして作業を行った。その後、08年5月、ISS長期滞在クルーに任命され、 09年12月21日にロシアの『ソユーズ宇宙船』で国際宇宙センターにドッキングしミッションを成功させた。163日間の日本人最長の宇宙滞在を果たし、 テレビやTwitterなどを通して積極的に宇宙のすばらしさと地球の美しさを伝え続けてくれたことは我々の記憶に新しい。
その野口がアンカーマンを務める『宇宙ニュース』は宇宙の情報をわかりやすく伝える番組。2011年から放送が始まり、これまで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力のもと、同年には宇宙ステーション滞在中の古川聡宇宙飛行士が視聴者の質問に答えるコーナーや、地上で宇宙飛行士を支える人々を宇宙から紹介するコーナーなどを企画、放送してきた。同番組の公式Webサイトに野口は「みなさんにとって宇宙がもっと身近になり、未来への夢が広がるような番組にできればと思っている」とコメントしている。『宇宙ニュース』は毎週木曜日、夜9時54分から放送している(BSジャパンでは 毎週日曜 夜8時54分から放送中)。野口の活躍に注目したい。
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