バンダイビジュアルは、『機動戦士ガンダム Blu-rayメモリアルボックス』を8月28日から発売する。
“モビルスーツ” と呼ばれるロボットをリアルな兵器として描いたことで話題を集め、闘いを通して繰り広げられる濃厚な人間ドラマも観る者を熱くさせた『機動戦士ガンダム』。多くの昭和40年男たちが中学2年になる1979年に初めてテレビで放映され、以後、何度も再放送が繰り返された。シリーズ作品も続々と発表されているロボットアニメの金字塔である。
今回、Blu-rayメモリアルボックスとして発売される『機動戦士ガンダム』は、1979年から’80年にかけてテレビで放映された、いわゆる “ファーストガンダム” の名で親しまれているもの。今回発売のボックスには、ガンダムシリーズの原点となった第1話『ガンダム大地に立つ!!』から最終話『脱出』まで、全43話が完全収録されている。
魅力的なのは、初回限定生産の特典だ。第1話のシナリオや絵コンテ、台本、作品企画書などの貴重な資料から、放送当時の雑誌記事やLD-BOX解説書、CM映像なども収められる。また、設定解説集 (仮名称) には、キャラやメカの決定稿だけでなく、ラフ稿なども含まれるという。さらに、ガンダム生誕30周年時に、総監督である富野由悠季、キャラクターデザイナー・安彦良和、メカニカルデザイナー・大河原邦男、美術設定担当の中村光毅の四氏が語った制作秘話も再収録される予定だ。
30年という年月を過ぎた今なお、ガンダムが語りかけてくるものは何なのか。ガンダムシリーズに熱くなった昭和40年男には見逃せない商品かもしれない。初回限定生産商品の予約締切日は7月17日、価格は3万6,750円。
どうして39話のイデオンの方が高いのでしょうか(笑)