昭和40年生まれの俳優・上川隆也が6月に公開される映画『二流小説家-シリアリスト-』で映画初出演を飾る。
上川は1989年に劇団キャラメルボックスに入団し、舞台俳優として活動をスタートし95年にNHKドラマ『大地の子』で主人公に大抜擢されると、その演技力の高さが注目を集め、以降、テレビドラマをはじめ、舞台、映画などに多数出演する。我々の馴染みの深いところだと、NHK大河ドラマ『龍馬伝』では中岡慎太郎を演じ、連続ドラマ『マークスの山』では主演を務め、昨年の大河『平清盛』では平盛国役で出演している。また、今年はバラエティ番組にも初挑戦している。ナインティナインティの『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー『グルメチキンレース・ゴチになります!』にレギュラー出演をし、毎回ナインティナインらにタジタジになりながらも、さすがの間合いで絡み、俳優・上川隆也とはまた別の顔を見せてくれている。
その上川が主演を務める映画『二流小説家-シリアリスト-』は、アメリカの作家 デイヴィッド・ゴードンのデビュー作で、これから発表されるエドガー賞最優秀新人賞にノミネートされている小説『二流小説家』が原作となる。映画『二流小説家-シリアリスト-』では、舞台をアメリカから日本に移し、上川が演じる官能小説の執筆を続ける売れない小説家が、凶悪な連続殺人事件を起こした殺人鬼から告白本の執筆を依頼されたことから、新たに起こる連続殺人事件に巻き込まれていくさまを描きだす。これまで数々のドラマや舞台で主演を務めてきた上川の満を持しての初主演映画に期待したい。公開は6月15日から。
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