フォースメディアは、独特のデザインが特徴のコンパクトなワイヤレススピーカー『BeCool』を発売した。
まず目を引くのはその外観。筐体の凹凸や継ぎ目がない3Dカーブのフォルムは、その名のとおり“クール”だ。これはタッチ式の操作部を採用することによって実現したデザインで、操作は本体上部にあるバックライト付きタッチキーをタップしたりフリックしたりすることによって、曲の再生、停止、早送りと巻き戻しを操作する。さらに掛かってきた電話をハンズフリーで受けることもできるようになっている。
スピーカーは35mmフルレンジで、磁気漏れ対策を施している防磁型に加え、パッシブウーファーも搭載。118×108×55(mm)、重さ約230gとコンパクトなサイズながら、豊かな低音の響きを楽しめる。また、オーディオ・コーデックにはAAC/apt-Xを採用して、従来のSBC式より低圧縮で高音質なサウンドを実現しているという。低遅延も特徴で、こちらはSBC式が約200~250msであるのに対して32msという大幅な遅延減少を実現しており、動画再生時やゲーム時の音ズレも解消している。
大容量リチウムイオン電池搭載で、フル充電で約10時間の連続再生が可能となっているので、コンセントのない部屋や、屋外へ持ちだして使用するにも十分。Bluetooth機器との接続状況を音声(英語のみ)で知らせてくれるマイクロフォンも内蔵している。
コンパクトなサイズ、高性能、洒落たデザインと3拍子揃ったクールなスピーカー。一味違う新しい物好きには気になる商品だ。実勢価格は8,800円。