セガトイズは、ダース・ベイダー型の家庭用プラネタリウム『HOMESTAR Darth Vader』を3月29日から発売する。
同社の家庭用プラネタリウム・ホームスターシリーズは、プラネタリウムクリエイターの大平貴之氏とセガトイズとの共同開発で、2005年に生まれた製品。業務用と同じレンズ投影式を採用したり白色LEDを使うなどして、家庭用としては異例の約1万個もの星を投影することに成功し、人気を博した。以来、12万個の星を投影できるものや、お風呂で楽しめるもの、星空だけでなくオーロラも眺められるものなど色々なバージョンが広がっている。
『HOMESTAR Darth Vader』は、このホームスターシリーズのなかでも映画『スター・ウオーズ』に登場するキャラクターバージョンの第3弾。過去に発売された2種類はいずれもR2-D2だったので、今回のダース・ベイダーはキャラクターとしては2つ目ということになる。
映画『スター・ウオーズ』は、ご存知の通りジョージ・ルーカス監督による壮大なスペースオペラ。1977年にアメリカで公開されてから今までに6作品が作られ、新作が登場する度に物語が壮大さを増し、ファンの熱狂ぶりも深まっていった。日本での1作目公開は1978年、昭和40年男はちょうど中学1年生だから、この作品が洋画に目覚めるきっかけとなったという人もいるかもしれない。『スター・ウオーズ』シリーズには、数多くの人気キャラクターが存在しているが、ダース・ベイダーは特に人気が高いキャラクターだ。全身黒づくめの衣装に顔全体を覆うマスク、不気味な呼吸音を発しての話しぶりなど、圧倒的な存在感を見せつける。まさに悪役のなかの悪役で。そこに惹き付けられる熱烈なファンも多い。
新商品は、そのダース・ベイダーの頭部をそのままプラネタリウムにしたもので、頭頂部にあるレンズカバーが開閉して、そこから約01万個の満天の星を映し出すようになっている。そして、星空のなかには、ダース・ベイダーの専用宇宙戦闘機タイ・ファイターも浮かぶというから、ダース・ベイダーファンには垂涎のアイテムかもしれない。電源スイッチは底部に、ピント調整は後頭部にあるダイヤルで行なえ、投影は最大で直径180cmまでできるようになっている。
プラネタリウムとしてはもちろん、インテリアとして部屋に置くにもぴったり。スター・ウオーズファンや、家庭用プラネタリウムが気になるという人は、この商品から始めるのもいいかもしれない。『HOMESTAR Darth Vader』のサイズは、137×134×142(mm)、単三形電池4本で連続使用時間は3時間、価格は6,300円。