昭和40年生まれの声優・草尾 毅が3月30日から公開の映画『ドラゴンボール Z 神と神』でトランクスの声を務める。
草尾の声優デビューは1987年。これまで『ロードス島戦記』のパーン、『戦国無奴シリーズ』の真田幸村、『ONE PIECE』のコーザ、『SLAM DUNK』の桜木花道、『AKIRA』の甲斐、『機動戦士ガンダムF91』のドレル・ロナなどのアニメの声優や、映画『インディージョーンズ最後の聖戦』でリバー・フェニックス、『ギルバート・グレイプ』『タイタニック』『ロミオとジュリエット』でレオナルド・ディカプリオの吹き替えを務めるなど、数多く担当している。姿こそ見えないが、昭和40年男も恐らく観たことがあるであろう作品に草尾は声優として出演している。
その草尾が声を務める映画『ドラゴンボールZ 神と神』は、1984年に週刊少年ジャンプでの連載開始から10年以上トップを走り続けてきた鳥山明のコミック『ドラゴンボール』が、17年ぶりに劇場版として制作された作品だ。今回、鳥山 明自ら、原作、ストーリー、キャラクターデザインなどに参加しオリジナルストーリーで展開する(鳥山がアニメシリーズで脚本から参加するのは同作が初めてなのだとか)。ベジータ、悟飯らおなじみのZ戦士たちのバトルはもちろんのこと、なつかしのあのキャラクターが登場するなど、鳥山ワールド全開のオールキャストで描かれているようだ。そして同作で草尾が演じるのは“トランクス”という少年役。トランクスは主人公・孫悟空の天敵 ベジータと、悟空と共にドラゴンボールを探す旅をしてきたブルマの息子で、サイヤ人の闘いのセンスとブルマの優秀な頭脳を受け継いだ天才児だ。タメ年声優・草尾の演技はもちろんのこと、伝説のコミック『ドラゴンボール』の17年ぶりの新作の動向にもぜひ注目したい。公開は3月30日から。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!