『画業60周年記念 松本零士作品展』が、3月21日(木)から東京ビッグサイトで開催される『東京国際アニメフェア2013』の会場内で特別展として催される。
昭和40年男なら誰もが知っている松本零士は、今年、画業60周年を迎える。それを記念した『松本零士世界展』が、1月から再来年まで全国各地で開かれているが、今回の作品展から新たに開催場所が加わる。
松本零士–その名前に呼応して浮かぶのは、漫画とアニメの『宇宙戦艦ヤマト』と『銀河鉄道999』だ。1974年に放送が始まったテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』は、再放送で人気が高まり、1977年に劇場アニメ版が公開されて大ブームを巻き起こしたアニメの傑作だ。そして、1978年にスタートしたテレビアニメ『銀河鉄道999』は社会現象になるほど人気を博した。昭和40年世代のなかには、中学生時代は松本零士一色、そんな人も少なからずいることだろう。
『画業60周年記念 松本零士作品展』では、名作アニメのイラスト原画や直筆原稿、貴重な関連資料などが展示される他、直筆のイラストや原画などの1点ものや会場限定の海外向け版画、50種類以上の関連キャラクターグッズの販売も予定されている。『銀河鉄道999』の有名なフレーズ、“時間は夢を裏切らない”が描かれた直筆原稿(26万2,500円)や、直筆サイン入りの版画『メーテル-永遠に』(23万1,000円)なども用意されるようだ。3月23日(土)午後4時からは、一定額以上の作品購入者(人数限定)を対象とした松本零士サイン会もあり、松本零士フリークには見逃せない機会となりそうだ。
『東京国際アニメフェア2013』
日時:3月21日(木)と22日(金)/ビジネス向け
3月23日(土)と24日(日)/パブリック向け
場所:東京ビッグサイト(国際展示場)
入場料:パブリックデーは、当日/大人1,000円、中高生500円、小学生以下は無料。
※ 『画業60周年記念 松本零士作品展』を見るためにはアニメフェア入場料が必要となる。
全国を巡回中の『松本零士の世界展』等は
3月20日~26日 熊本鶴屋
3月27日~4月2日 銀座三越と丸広入間店
4月10日~16日 郡山ウスイ百貨店
4月24日~5月14日 福岡アジア美術館
※ 以後も、全国で開催。