【S40News!】室内で野菜を水耕栽培。

グリーンファーム

ユーイングは、室内で野菜の水耕栽培ができるキット『Green FARM(グリーンファーム)』を3月15日(金)から発売する。

マンション生活での野菜栽培はままならない。せいぜいベランダでのプランター栽培が精一杯で、ハーブなどはともかくレタスやサラダ菜などの葉ものは、やはり庭など土のある場所でないと…と思っている人が多いのではないだろうか。そんな既成概念を破って登場したのが、この『Green FARM』だ。

グリーンファーム

育てられる野菜は、レタスや春菊、水菜などレタス・葉もの系と、ルッコラやターサイなどのベビーリーフ系、それにクレソンやイタリアンパセリなどのハーブ系の大きく3つで、専用種子が全部で20種類用意されている。一度に栽培できるのは、レタスなど葉ものなら10株、ベビーリーフやハーブなら20株で、約3週間から1ヶ月程度で収穫できる大きさになるという。

何と言っても魅力は、その手軽さだ。土の代わりに使うのは、栄養を含んだ液肥と水でつくる養液液体肥料をたっぷり含ませた専用スポンジだけで、一番大変な土づくりの必要はない。そこに専用の種をセットするだけでよく、間引きや移植の手間も土に比べて簡単だ。しかも、水やりも不要で、溶液が減った分を足すだけでOK。留守がちな人もあまり心配することはなさそうだ。また、気になる日照は、太陽が当たらない屋内に置くことができるLED照明で。あらかじめ時計とタイマーをセットしておけば、オン・オフと温度がコントロールできるしくみだ。搭載されたファンが新鮮な空気を取り入れ、エアポンプで送られる酸素の効果も手伝って、根腐れすることも少なく健康な野菜を育てられるという。

グリーンファーム

アクリル素材の水耕栽培器は、544×262×305(mm)とコンパクトで、インテリアとしても楽しめるデザイン。これならば室内に置いてもいいかなという気持ちにさせる。ちなみに推奨点灯時間は16時間、電気代は1日約9.5円。収穫後はケースを洗い、栽培スポンジと養液を取り替えるだけで次の野菜を植えられる。

観葉植物もいいけれど、植物を育てる楽しみと、新鮮な野菜を自分で収穫して食べる楽しみの両方がある『Green FARM』もなかなか魅力的ではないだろうか。価格は、初回お試し種子キット(いずれかの種子1回分、液体肥料40cc、苗床スポンジ3枚がついて、予想実勢価格2万5,000円前後、3回分がセットされた種子キットが2,000円だ。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で