俺たちの作戦。

さっきね、出来たての本が届いたよ。
うーん、がんばった。
こいつを持って多くの方との面会が始まる。
一緒に闘った連中だったり、協力してくれた方々だったり、
尊敬する先輩だったり。

東京に集中する問屋さんにも届けられ、
ここから全国の書店へと1〜2日の旅を経て、
棚に並ぶのが11日の金曜日だ。
いいね、金曜日というのは。
だってねえ、土日休みの人がなんとなく書店に立ち寄ったりするでしょう。
予定もないし、なんかおもしろいものでも探して、ビールでも呑むかってね。
ビールのつまみとしても、よく合うようにつくっているのですよ(笑)。

まだまだ知名度がない「昭和40年男」だから、
指名買いよりも偶然の出会いが購買へと繋がっていく。
巨額の宣伝費がない我々だから、
勝負はほぼ棚での皆さんとの出会いにかかってくるわけだ。
以前買ってくれて気に入ってくれたという方も、
さすがに3ヶ月に一度の発売日までは覚えていられないと思う。
やはり書店で「ああ、また出たんだ」ってね。
そういう意味で、問屋さんには大型書店を中心に配本してほしいと伝えてある。
休日や仕事帰りに“なにかおもしろいもの”を探そうと思ったら、
街の小さな書店ではなんとなくゆっくり立ち読みしづらいから。
書店の棚で出会って、立ち読みしてもらって
買っていただけることを真剣に考えてつくっている。
どこがどうって?そりゃーあんた、企業秘密ですよ(笑)。

もしも、最寄りの大型書店に置いていなかったら、
少々時間がかかるけど注文してくれるとうれしいッス。
(クレタパブリッシングの「昭和40年男」とお伝えください)
それで一度入ると、次からも置いてくれるようになることも。
ネットでももちろん買えるよ。
ただね、これは古い考え方という意味でなく、
雑誌は吟味してもらって納得して買ってもらいたいから、
書店購入がオススメ。
 「買ってみたけどつまんねえよ」
嗜好性の高い商品だから絶対にある苦情だと。
事実、今号は前号とかなり変えています。
書籍やCD、DVDと雑誌の大きな違いがここにあって、
見て触れて感じて買うもののひとつじゃないかな。
もちろん「この世界観が好きだー」と言っていただけるうれしい方をのぞいてね。

棚の位置や販売期間など、大きな出版社に比べると不利な部分もたくさんある。
同じ発売日なのに2ヶ月近く平積みでいい場所に並んでいる大手の本に対して、一週間で棚差しにされてしまう『昭和40年男』だもの。
そんな数々の困難に立ち向かっていくために、
作戦を立ててはにやけて、玉砕しては涙する毎日なのさ。

さあ、いよいよ発売まであと少し!

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3件のコメント

  1. いよいよ明日ですぞ助さん(ミー)格(ケイ)さん! ありがとうございます、なにとぞよろしくお願いします。

  2. 第3号、出来上がりましたか・・・  おめでとうございます。
    そして、お疲れ様でした。

    金曜日が待ち遠しいです。

    • ありがとうございます。待ち遠しいなんていっていただくと、俺泣きます。

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