手が離れてすがすがしい気持ちの今日は、浅草秘密基地の開催日だぞ。
今日は美味いビールを呑んじゃうよ。
みんな集まれー。
ということで発売日までもうわずか。
第3号の制作現場を振り返る大編集後記だよーん。
今回も今までやったことがないことにトライしたり、
冒険だなと思える企画に勇気を振りしぼったり、
バカなチャレンジ企画に死にそうになったり…と、前進のものづくりはできたかな。
1号と2号を持っている人は、もしかしたらビックリするかもしれないな。
「なんだよこれ〜、変わっちゃったよ〜」ってね。
俺ね、これあくまで持論ですよ。
雑誌が自分の世界に縛られたら、
もうおしまいへと向かっていくしかないと思っている。
その最初の敵が、実は自分たちの過去の本なのだ。
その次に強力な敵が、それらを作り出した自分を含めたスタッフたちだね。
「それはウチっぽくないですよ〜」って言葉は、
知らず知らずのうちに蔓延してしまう。
ポリシー、想い、正義、元気etc.
崩しちゃいけないものはもちろんあるから、
なんでもかんでもおもしろければいいという意味では決してなく、
自分たちが描く理想に向けて、型にはめずにどんどん突き破っていきたい。
これは、2号を作ったときも同じで、
むしろ今回の3号よりも前からの変化量は大きかったかもしれない。
でも、1号と2号で似ているところがあって、
そこが「昭和40年男」なんだって俺たち作り手も受け止める読者さんもすくいあげやすいじゃない。
たとえばわかりやすくいうと、
表紙は白地でロゴが黒で写真を散らしてというのは、
創刊から2冊も続けて見せられているから「昭和40年男」のスタイルなんだと、
自然にとらえようとするでしょ。
いや、こんなことを書いていてなんなんですが、
俺自身もそう固まっていたというか、安心していた部分もあった。
それがデザイナーから出てきた瞬間、どっひゃーだよ。
なんだよあいつ、なんにもわかってないなってね。
ヤバイヤバイ。
これこそ思考停止だよね。
白地でカッチョよく出て来るという、
自分の中になんとなく出来上がっていたものとのギャップに驚いて、
一瞬受け入れられなかっただけ。
ほんの少しの時間をおいて、そんなことに気が付いてもう一度じっくり見ていたら、
1号と2号を棄てて今回の3号というパッケージだけで見れば、
おーっ、これはありなんじゃないかと思えた。
そうなればコッチのもの。
悪ノリに悪ノリを重ねて作りました。
まだ発売日まで一週間あるからイメージしてください。
今回の表紙のコンセプトはキカイダーです、パチパチ。
答えは6月11日の書店で確認してください。
発売日がますます楽しみになりました!
今回も購入させていただきます!
今号も売れ行き好調でしたら…
次号にぜひアクセサリー付きで販売しませんか!?
と、ちょっと本気で思ってたりしています。
おしゃれな昭和40年男をターゲットにして。
おっと、キカイダー効果?
アクセサリー付き…? どんなカンジになりますかね?