大編集後記その五。『昭和40年男』が絡んだCDジャケット発表!!

ワーナーミュージック・ジャパンでプロデューサーの肩書きを持ち、本誌愛読者の奥村氏から声がかかり、河口恭吾さんのカバーアルバムの制作に参加させていただいた。その様子はこのブログでちょくちょく紹介してきた。本誌でも前号とそして明日発売の最新号に、本人とプロデューサーの川原さんに話を聞き掲載している。そして発売まであと10日となり、ベールに包まれていたジャケットがついに発表解禁となった。ジャーン!!

河口恭吾 昭和40年男たちのメロディー
池沢早人師(さとし)さんにジャケットを描いてもらおうとのアイデアは奥村氏よりで、ちょうど声をかけてもらった当時の最新号vol.16の表紙を見て思いついたとのこと。今回のカバーアルバムのテーマは、お茶の間で家族団らんがあった時代のテレビから聴こえてきたメロディーで、ターゲットはどんぴしゃで昭和40年男だとのこと。であれば池沢さんの絵はバッチリじゃないかと依頼してみると快諾が得られ、こうして彼にとって初のジャケットイラストが完成したのだ。

ランボルギーニ・ミウラで描いてほしいとの河口さんのリクエストどおりにバッチリ仕上がった。「足を長く書いてもらえていてうれしい。僕短いので」と苦笑しながら「何度もリクエストに応えていただいて、ずいぶん書き直してくれました」と、完成にはお気に入りの様子だ。

タイトルが直球ど真ん中なのもスゴイうえ、ロゴマークまで使ってもらえたのは大変ありがたいが、正直奥村氏に「そこまで絞って大丈夫ですか? 女性ファンが多い河口さんですし…」とは『昭和40年男』編集長とは思えない発言がつい出てしまった。

実際に仕上がりを見ると、こうまで我々色のCDが世の中に出ていくことの喜びはものすごく大きい。『昭和40年男』は、雑誌以外に様々な商品開発やイベントなどに広げていきたいというのは、創刊からずっと目指していたことだ。コンピを出そうとの奔走はまだ続けているし、その他にもパッケージビジネスのアイデアはたくさんあり、今年から本格化させていこうと考えている。イベントも積極的に絡んだり展開をしたいところに、こんな話(協力パートナー参照)も動き出しているのだ。全国の昭和40年男たちが喜んでもらえるような仕掛けを、積極的に生んでいくから乞うご期待だぞ。

ちなみに、今日のスポーツ報知にこのCDの記事が掲載されているとのこと。ぜひご覧いただきたい。

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