すべての作業を終えたのが、4日だった。たった中2日で立派な本に仕上がって手元に届くのだからスゴイ。現在、問屋各社に納入されたカワイイ僕の分身たちは仕分作業中だろうな。完了すれば、バカでかいトラックに積まれて、順次全国各地への長い旅に出るのだ。さてそれでは、表紙を発表させていただこう。ジャーン。
特集タイトルはご覧のとおり「俺たちを虜にしたテクノロジー」で、このタイトルにしてメインビジュアルがマブチモーターはどうよ。10のテクノロジーを集めた特集は、今回も読み応えバッチリのボリュームになっていて、その構成のド頭を占領し、こうして表紙を飾ったのがマブチモーターというのはきっと物議をかもすことだろう。編集部内にも「?」はあった。
今回の特集で取り上げているテクノロジーとは、僕らの心を深くえぐったモノにしたかった。ワクワクドキドキしながら眺めたモノだったり、生活が変えられたモノを集めようと。プラモデルは昭和40年男にとって最高の楽しみにして、また誰もがふれたはずだ。そのプラモに命を吹き込む、小さいけれど偉大なモーターが、どれほど僕らの胸を熱くさせたことか。組み立ててゆく過程で試運転するときのワクワク感たら、今もハッキリと覚えている。スイッチオン。ギアをかませたモーターが車輪を動かした時のうれしさは、その後の僕らの成長に大きな影響を与えていることだろう。オレンジ色の箱を開け、ビニールに包まれたモーターを取り出した瞬間、いつも己の中にいる男がニヤリとするような満足感を味わっていた。そんなたくさんの想い出を表紙に込めたのだ。
一般男性誌でこれだけ狂った表紙は前代未聞だろうが、物議をかもすことを狙ったわけでない。今回の特集のキモだということで、僕の中では自然と決定したものである。タメ年男たちよ、これをどう受け止める。いざ、勝負だ!! ちょっと不安なのは、書店さんがホビーコーナーに並べないかどうか。間違えないでくださいね〜。
お!YAMAHA DX-7.. KORGのPOLY-6派と意見が割れました。
定価はどちらも24万8千円 うちのバンドはKORG派でした。
そうですね。でもデビュー時のDX7の衝撃は凄まじかったですよ。その後のKORGの躍進はそれもドラマですね。
印西にマブチモーターの技術センターがあって、千葉ニュータウン方面に行くときによく前を通ります。
テクノロジーの最前線基地ですな(笑)。
マブチモーター。いいですねえ。わけもなく集め続けた彼らはどこへ行ってしまったのだろう・・・
そうですね、たくさん持ってましたが、どこへ行ったやら。今だったら廃棄も一苦労ですよね。
マブチモーターの中のグリスのにおいが好きでした。
そうそう、独特の臭いがありました。それも興奮を手伝っていましたね。
文字の色とマブチモーターの外箱の色が同じで、
硬質で鏡のような机の上に銀色に輝く2種類のモーター・・・
テクノロジーを感じさせるカッコイイ表紙に仕上がっていますね。
モーター以外のものも楽しみです。リモコンとか(^^)
ありがとうございます。地味な存在ですが、2ドア冷蔵庫がおもしろいですよ。