ソニーは、光学20倍ズーム搭載で世界最小・最軽量のデジタルカメラ「DSC-WX300」を 3月15日 (金) から発売する。
同製品は光学式ファインダーを搭載したWXシリーズに属する「WX100」の後継モデル、今年1月に発売された「WX200」が、さらに進化した最新商品だ。前モデル「DSC-WX200」との一番の違いは、搭載している光学ズームで、10倍から20倍になっている。また、大容量のバッテリーの採用によって、撮影可能枚数が最大220枚から、2倍以上の約500枚となったこともうれしいところだろう。
新商品のサイズは 96.0 × 54.9 × 25.7 (mm) で、重さは約139g。光学20倍ズーム搭載のカメラとしては、世界最小、最軽量だ。同じ20倍の「DSC-HX30V」のサイズが 106.6 × 61.9 × 34.6 (mm) 、重さ約221gだったから、コンパクト化は確実に進んでいる。機能面の向上も見逃せない。「DSC-HX30V」と比較して、望遠撮影時の手ぶれ補正効果は約2倍、高倍率ズーム時のオートフォーカス速度は約3.6倍に高速化しており、暗い場所でも被写体をより迅速に捉えられる。これなら、スポーツや野鳥の撮影も今までより上手く撮れそうだ。
また、WXシリーズでは初めてWi-Fi機能を搭載。スマートフォンやタブレット端末から遠隔操作しての撮影もでき、集合写真の撮影の際にカメラの画角を調整したり、撮影した画像をそれらの端末に転送することもできる。
フラットで高級感のあるデザインや、ブルーやレッド、ブラウンなどのカラーバリエーションもある「DSC-WX300」。手軽におしゃれに、それでいて上手く撮りたいなどという、昭和40年男世代の欲張りな要望にも応えてくれそうだ。
「DSC-WX300」は、ブラック、ホワイトが 3月15日 (金) から、ブラウン、ブルー、レッドは 4月5日 (金) からの発売。予想実勢価格は 3万2,981円。
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