キングジムは、デジタルメモ・ポメラの新モデル『ポメラDM25』を3月8日(金)から発売する。
“いつでもどこでもメモがとれる”がうたい文句のデジタルツール『ポメラ』。メモ機能を強く意識したキーボードの使いやすさや、文庫本サイズになるコンパクトさ、そして機能を割り切って長時間使用を実現した点などが、同シリーズの大きな特徴だ。入力のしやすさと持ち運びの利便性、どちらを優先するかで、キーボードを折り畳めるものと畳まないものの2種類から選べるようになっている。
今回発売の『ポメラD25』は、最上位モデルで折り畳まないタイプの『DM100』で好評だった機能を、折り畳むタイプにプラスしており、言わば“折り畳みタイプの決定版”といったところだ。新たに加えられたのは、文書作成をサポートする機能だ。文書は横書きだけでなく縦書きでも表示でき、1行の文字数や行数をあらかじめ設定して入力することもできるようになった。漢字変換をスムーズにするATOKユーザー辞書も搭載されたことで、文字の入力スピードや精確さもアップしそうだ。さらに、編集中のテキストファイルをQRコードに変換する機能も備わっている。全角200文字ごとに1つのQRコードにし、アプリを使ってiPhoneなどで読み取れば、作成したメモ内容をメールなどで送ることができるという。
折り畳み時のサイズは、145×100(mm)、重さは約360g(本体のみ)と、ポケットに入れて持ち歩けそうな手軽さ。そして、厚さ約29mmと、折り畳みタイプのなかで最も薄くなっている。キーボードは、仕様時には250×110(mm)に広がり、キーピッチは約17mmとノートパソコン並み。しかも、パソコンのように電源を切る度にテキストを保存する必要がなく、開けばすぐに、前の画面が表示される。これならば、入力時のストレスも、画面を立ち上げる面倒を感じることもなさそうだ。
「ノートパソコンやタブレット端末を持ち歩きたくはない、でも、スマートフォンでは入力がもどかしい…」。次々と種類が増えるデジタルデバイスに何を選ぶべきか迷うところだが、メモすることが多いという人なら、メモ機能で勝負のこの商品を選ぶのも一つの選択かもしれない。『ポメラD25』のLCDパネルは5インチ、カラーはブラックのみで価格は2万9,400円。
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