先日、我がアイドル桂木文ちゃんの曲を収録したコンピが出ることをお伝えした。このコンピは70年代のテレビドラマ、アニメ、バラエティからセレクトして、1枚にパッケージされた脅威のごった煮なのだ。ターゲットは昭和40年男前後で、選曲と構成を手がけたのも昭和40年男というシンクロ具合で、レーベル担当者から一緒に盛り上げましょうと声がかかった。そりゃあ、文ちゃんのためならエンヤコーラ…、じゃなく、こういった『昭和40年男』とマッチングがいいものがドンドン出てきて、一緒に盛り上げていくことで雑誌も盛り上がっていくってのは作戦としては当然アリで、これからもどん欲にいろんなところと絡んでいきたい。そんな下心もあるが、一緒に何かやるってのは楽しいもので、これ自体は雑誌の仕事の醍醐味でもある。
文ちゃんが主役のこのCDだが(しつこい)、続いて僕が注目すべき曲は『デンセンマンの電線音頭』だ。小学生の頃はこの曲で机に乗っかるか、「イッチョメイッチョメ」と腰を振れば笑いがとれたものだ。無敵の2大名曲である。今も耳にしっかりと残っているあの名調子「人の迷惑顧みず、やって来ました電線軍団っ!!」は、何度教室で叫んだことか。続けて「あそーれ」とかけ声かければこれでもうドッカンと、笑いが取れたのだから、小学生はラクだったな。
いまでは大俳優になってちょっと遠い存在だが、伊東四朗さん扮するベンジャミン伊東が大好きだった。伊東さんは僕にとって、何か琴線にふれる魅力があるのだろうか。タフマンも大好きだし、去年の大河での白河法皇もカッチョよくて痺れた。でも、どれか1つのキャラを選べといわれれば、やはりベンジャミン伊東が永遠のスターである。
今回のコンピ『俺たちのテレビうた』には伝説の番組『みごろ!たべごろ!笑いごろ!!』から他にも、小松政夫さんの2曲が収録されていて、もちろん名曲『しらけ鳥音頭』も入っている、みじめみじめ。タイトルどおり『俺たちのてれびうた』と呼ぶにふさわしく、おなじ年代の仲間を家に呼んで適度に酔っぱらったところでかけたらスゲー盛り上がること間違いなしの、昭和40年男にとって脅威の選曲となっている。
実は僕、カラオケで『デンセンマンの電線音頭』をよく歌う。あのノリって日本人の血が騒ぐもの。さらには、ライブで『日本全国酒飲み音頭』とメドレーにして歌ったりする、バカな俺なんです。そんなだから、このアルバムは個人的にも応援しないわけにいかないのさ。
DJとしてはこのような「ネタもの」の曲はかなり重宝します。しかし結構、高値なんです。
デンセンマンは依然「SHOW WA」と言うCDに入ってましたが買いそびれました。
昨日、倉敷で加藤茶の「ズンドコ伝説 」をゲットしました。
これ2,000円です。税込みです(笑)。
OGIさんはきっと重宝しますね。
「イッチョメイッチョメ」は東村山音頭でんがな。