ロジクールは、3種類のデバイスをワンタッチで切替え可能なキーボード『ロジクール Bluetoothイルミネートキーボード k810』を発売している。
新商品のキーボードでは、パソコン、タブレット、スマートフォンなど最大で3台までのデバイスをBluetooth接続で使える。切り替えは、キーボードのキーをワンタッチするだけ。たとえば、Windowsパソコンで電子メールを書く、iPadでメモを入力、Androidでテキスト返信するなど、使用デバイスをその時々に切替えながらの平行作業がスムーズに行なえる。デバイスを変える度に接続し直したり、違うキーボードを使ったりなどの手間が省け、仕事にもフレキシブルな対応ができそうだ。同じくワイヤレスキーボードで1月に発売された『Bluetooth Easy-Switch Keyboard』は、Apple製品間での3デバイス仕様だったため、利用者が限られていた面もあったが、今回の商品登場で、異なる会社製品を使い分ける、より多くの人々も利用できるようになった。
3つのデバイス切り替えに加え、同商品のもう一つの特徴は、キーの文字を照らすバックライトだ。キーボードに手を近づけると、近接センサーが感知してバックライトをオン、離すとまた自動でオフしてくれる。一定時間使っていないとオフになる省エネ設計もありがたいところだ。明度は周囲の環境に合わせ自動で調節され、暗闇でもタイピングは可能。タイピングの精確さをフォローする機能ではあるが。パソコンやスマートフォンの液晶画面は明るいから、周囲が暗い方が集中できる、なんて人は特に重宝することだろう。ちなみに、明るさは手動で調整することもできる。
またワイヤレスタイプの場合、意外に気になる充電については、電池交換の心配がないリチウムバッテリー内蔵型。充電しながらの使用もできるので使いやすそうだ。バッテリーは3時間でフル充電され、最大10日間(1日2時間でバックライト使用時)は大丈夫だという。
厚さ14mm、幅290mmとコンパクトな薄型タイプのキーボードは、つや消しアルミニウム仕上げで見た目にもなかなかスタイリッシュ。なんだか持っているだけで、仕事の効率がアップしそうな気分になれそうだ。モノにこだわる昭和40年男には、なかなか気になるアイテムではないだろうか。
『ロジクール Bluetoothイルミネートキーボード k810』は、Windows8、Windows RT、Windows 7、Andoroid3.0以降、iPad及びiPhone(iOS4.0以降)に対応。サイズ290×128×14 (mm)、重さ339gで、実勢価格1万1,800円。