昭和40年生まれのパティシエ・鎧塚俊彦と白鳥裕一が3月9日(土)に東京・品川プリンスホテルで開催される『TOKYO SWEETS COLLECTION 2013』に参加する。
鎧塚は、23歳でパティシエの世界に入り、その後、神戸ベイシェラトン&タワーズのセクションシェフ、副製菓長に就任し、1995年にさらに腕を磨くべくスイスへ。以後、オーストリア、フランス、ベルギーの4ヶ国で8年間修行を積み、その間、2000年にパリで開催されたINTERSUC2000で優勝。東京・恵比寿に自店をオープンした後、東京ミッドタウンや東京世田谷区八幡山にて素材の持ち味と出来たてスイーツを提供するライブ感覚を重視した独自のスイーツスタイルを確立。2010年にはエクアドルにカカオファームを開設し、翌年には神奈川県小田原石垣山山頂に2,000坪強の農園を併設するパティスリー&レストランを開設し新たな可能性に挑戦している。
一方、『欧風菓子クドウ』、『アルパジョン』を経て89年に渡仏。パリの『デュティル』や『ルーソー・エ・スール』で修業した後に帰国し、91年に埼玉県越谷市に『フランス菓子キャトーズ・ジュイエ』をオープンし、07年4月には丸の内新丸ビルB1に『キャトーズ・ジュイエTokyo』をオープン。これまで、アルパジョンガストロノミックコンクール・アメ細工の工芸菓子部門メダルベルメイユ受賞(1990年)、東日本洋菓子作品展コンフィズリー&クッキー部門銅賞(1998年)、グランプリ・インターナショナル・ド・パティスリー マンダリンナポレオン日本大会入賞(2000年)、ジャパンケーキグランプリ入賞(2000年)、テレビチャンピオンケーキ職人選手権“夏の冷菓決戦”準優勝(2000年)、ジャパンケーキショー・味と技のピエスモンテ部門銅賞(2001年・2003年)、クープ・ド・モンド・ド・ラ・パティスリー日本予選決勝進出(2004年)など、多数の受賞歴がある。
その鎧塚と白鳥が、日本のトップパティシエが一堂に会し、自身の技術や感性を普段とはまったく異なるシチュエーションで披露する「スイーツ」をテーマとしたイベントに参加する。今年は、同イベントで初の試みとなる、1年のスイーツのトレンドを発表するのだそう。3グループにわかれたパティシエが、トレンドに基づき、競演した作品を公開し、東京から世界に発信する。イベントではその他にもさまざまなプログラムが用意されているとのこと。世界的にも注目されている同イベントでの昭和40年男たちの活躍に期待したい。
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