ホンダは、排気量1,800ccのエンジンを搭載した大型二輪クルーザー『ゴールドウイング F6B』を2月28日(木)より発売する。
昨年開催されたイタリア・ミラノショーで展示されていたモデルで、同社の水平対向6気筒1,800ccエンジンを搭載する大型二輪スポーツツアラー『ゴールドウイング』のバリエーションモデルに相当する。ゴールドウイングをベースとしながらも、ユニークなスタイリングとより軽快なハンドリングを実現した、全く新しいクルーザーモデルに仕上がっている。フロントまわりにゴールドウイングの名残が見られるが、ショートスクリーンと相まって独特のファニーフェイスを形成している。後部は高さを抑えた処理で、全体にアメリカンのようなアップライトなライディングが想像されるスタイルとなっている。
ホンダによれば、開発のキーワードは「街を颯爽とStyle & Impact The Honda Premium Cruiser」だそう。確かに『ゴールドウイング』のあの巨大なボディは街乗りでは持て余す場面も多いが、F6Bのロースタイルならばそれも緩和されるだろう。
iPodやUSBメモリーを接続することで、MP3/WMA/AAC形式の音楽ファイルの再生できるオーディオやリヤ左右に装備された容量40Lのサドルバッグなど、装備も豪華。また、巨大トルクのエンジンだけでなく、ABSを標準装備するなど走行性能にも配慮がみられる。
ゴールドウイングの“キングオブキングス”とも呼ぶべき乗り味がどのようにチューニングされているのか、興味深い一台だ。カラーはマグナレッドとグラファイトブラックの2色で、価格は190万円。