ホワイトハウスは、ドライブ中の様子を映像に記録するドライブレコーダーの新商品『Smart Reco HD』を発売した。
ドライブレコーダーとは、万一の事故の瞬間を動画で残せるレコーダーで、タクシーやバスなどには搭載が進んでいる。『Smart Reco 』シリーズは車両が大きな衝撃を受けた時や、急ブレーキ・急ハンドル・急発進などを感知して、前方と後方、2ヶ所に設置されたカメラで、その前後の映像や走行データをメモリーカードに記録するという製品で、新商品『Smart Reco HD』は、シリーズの最新モデルにあたる。
新商品の何よりの特徴は、映像の鮮明さだ。同シリーズの『Smart Reco 1CH 2CH』の前方カメラの画素数が130万画素、後方カメラが30万画素なのに対し、『Smart Reco HD』では前方カメラ300万画素、後方カメラ130万画素と格段に向上している。記録した映像は、運転状況や事故状況を客観的に確認するものとなるだけに、映像性能の向上は重要なポイントといえる。ちなみに映像は衝撃の前5秒、後ろ15秒が自動的に記録される。
事故映像の記録機能の他に、車上狙いやいたずらを監視する駐車監視モードもあり、駐車時に外部の動きや衝撃を感知すると、自動的に録画を始めてくれる。こちらもいざという時に役立ってくれるはずだ。また、事故時だけでなくドライブ中の美しい景色も残せるので、思い出作りにも活躍してくれそう。とくに、本機には高機能専用ビューアが搭載されている。地図上に走行ルートのみを表示する従来のものに比べ、録画日時や場所なども確認できるようになったので、映像の整理には便利だろう。運行記録は最大で5週間まで保存できるようになった点も、使い勝手の面からはうれしいところだ。
トラブル時も、平常時も使えるドライブレコーダー。大事な車には、やっぱりあると安心のアイテムだ。電源/消費電力はDC12V/最大4W(2チャンネル使用時)、前方カメラ300万画素、後方カメラ130万画素、最大録画時間約450分。サイズは前方カメラ102×29×58(mm)、後方カメラ33×42×28(mm)。ビューアー対応OSは、WindowsXP SP3/Windows Vista SP2以上、Windows7。カラーは5バリエーション(内4種は別料金2,100円)。価格は、前方カメラのみなら3万9,800円、前方・後方カメラ両方だと4万9,800円(取付は別途)。