イデアインターナショナルは、サーキュレーターファン『aero sphere fan(エアロスフィアファン)』を2月21日(木)より発売する。
蜂の巣のようなデザイン、これは一体何?――。初めて見た人の多くはそんな疑問を抱くことだろう。近づいてよく見れば、球体内部に羽根があり、風の通り道となる穴を空けたシンプルな構造のサーキュレーターファンであることに気がつく。もちろん夏には扇風機として使える。風をモチーフにしたというこの大胆なデザインは、国際的なプロダクトデザイン賞であるレッドドットデザイン賞を受賞、そのなかでも特にすぐれているとしてベスト オブ ザ ベストにも選ばれている。
フォルムの新しさは機能を考えてのことでもある。今までの扇風機とは一味違って、蜂の巣のようなまっすぐな筒状の穴によって、直線的な風はより遠くまで届けられ、部屋全体の空気も循環しやすくなっている。規則正しく開けられた穴は、より美しく、かつ風が整流されて遠くまで届くようにと、大きさや配列を試行錯誤した結果だという。風量は3段階に切り替えることができ、スタンドは約45度幅で稼働させられる。
また、スタンドを取り外すこともできるので、床に置けばインテリアの一つにもなる。デザイン性と実用性、両方を備えたファンは人と物の距離を少し縮めてくれそうだ。サイズは211×211×271(mm)、重量約1kg(本体のみ)。カラーはブラックとホワイトの2色、価格は8,400円。