昨日は立川談慶さん(2号の特集で取り上げている)が編集部に来てくれた。
最近ものすごく忙しそうで、現在ブレイク中といった談慶さんは
まさにタメ年のスゴイやつである。
打ち合わせたのは、次号から1ページものの連載を持ってもらおうというもので、
きっとおもしろいモノになるから乞うご期待だよ。
彼も昭和40年に生まれ、育ったことに
誇りというか自信を持っていて、話をしていてホントに楽しい。
とにかくお互いの持っているものを惜しまず出し合いましょう、
まわりを巻き込んでいくようなパワーを全開でがんばりましょうと、そんな話に終始した。
前号が手に入らなかった人のためにちょっと説明すると、
慶応大学卒業後ワコールに入社して3年を経てからこの道に入った。
俺たち世代には多大なる影響を受けた立川談志の門を叩いたのだ。
以来、なんと9年半におよぶ前座時代を経て、現在は真打ちとしてがんばっている。
たぶん不器用な人だ。
俺もなにをやるにも人より時間がかかるのでよくわかる。
でも、時間がかかった分だけ修得したときは大きな力というか、厚さが出てくると信じている。
だから無駄だと思えるような地道な修練も頑張ることができる。
お付き合いは、たまたま本を見かけた彼の方からコンタクトを取ってきてくれて、現在にいたる。
落語家であるから、楽しいこと、可笑しいことが大好きな彼と話しているのは実に心地よい。
昨日は短いながらそんな充実した時間を過ごし、またまた元気になった俺なのさ。
こんな風にどんどん昭和40年男たちでつながっていって、
閉塞感のある社会を元気にしていきたい。
これも「昭和40年男」を立ち上げた大きな要因で、
それをまさに実践してくれている談慶さんの存在は大変うれしい。
みなさんもこのコミュニティに気軽にエントリーしてください。
待っています。