昭和40年生まれのミュージシャン・尾崎豊のライブ映像作品『LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI LIVE IN TOKYO DOME 1988・9・12』が、3月20日にDVDおよびBlu-rayで発売される。
尾崎豊の没後20周年プロジェクトとして、昨年9月には写真展が開催され、12月には映画『復活 尾崎豊 YOKOHAMA ARENA 1991.5.20』が上映され、いずれも大好評で幕を閉じた。映画に関してはアンコール上映もされたほどだ。そして今回リリースされるライブ映像作品が一連の没後20周年プロジェクトの最後を飾ることとなるようだ。
尾崎はデビュー後、『卒業』が大ヒットし、後にリリースする3rdアルバム『壊れた扉』も大ヒットし、一躍スターダムに駆け上がるも、20歳で突然無期限活動休止を発表し、単身渡米する。帰国後、覚醒剤取締法違反で逮捕され活動はストップ。そして復帰後にリリースした『太陽の破片』が再びヒットし、1988年9月12日には東京ドームでライブを開催した。同ライブは尾崎がアーティストとしての再起をかけて挑んだもので、尾崎の公演としては史上最大規模となる5万6,000人を動員した。ファンの間では、苦悩しながらも突き抜けようとする尾崎の一瞬が凝縮された一夜だけの“伝説のライブ”として今でも語りぐさになっている。そのライブ映像を、関係者が倉庫から発掘し、この度の緊急リリースする運びになったのだそう。
『LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI LIVE IN TOKYO DOME 1988・9・12』では、その伝説のライブで行なわれた全26曲を完全収録し、映像はすべて佐藤輝監督により再編集され、マルチレコーディングされていた音源を尾崎のプロデューサーである須藤 晃のもとでリミックスされている。タメ年ミュージシャンが再起をかけた22歳時のライブ。興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。
■尾崎豊DVD&Blu-ray作品
「LIVE CORE 完全版~YUTAKA OZAKI LIVE IN TOKYO DOME 1988・9・12」
3月20日発売(DVD&Blu-ray)
DVD:6,300円(税込)
Blu-ray:7,350円(税込)
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