オムロンヘルスケアは、腕に巻いて運動することで運動時の脈拍数を測定できる脈拍計『オムロン脈拍計 HR-500U』を2月20日(水)に発売する。
ジョギング人口は2012年に初めて1,000万人を超え、今やジョギングは気軽に始められるスポーツの代表格となった。だが、一方で、体力やペース配分がわからない、ベースや距離を伸ばせないなどの理由から、ケガをしたり、長続きしないという悩みを持つ人も少なくない。
そんな悩みに応えるのが本製品。腕に巻いて運動するだけで、運動中の脈拍数をリアルタイムに表示してくれるという。運動における自己管理も簡単で、モチベーションアップにもつながりそうだ。従来の脈拍計が、胸にセンサーを付けるなど装着がわずらわしかったことに比べ、実にシンプルである。運動開始時に、本体左側のボタンを3秒押して、測定スタート。脈拍数、消費カロリー、距離、ペース(測定開始からその時点までの1kmあたりを進む時間)が表示される。
しかも、脈拍数から今の運動強度も教えてくれる。中央画面下にあるランプが、赤・黄・緑・青と4色のランプで運動の度合いを知らせる仕組みで、赤いランプなら「パワー、スピードを高めたい」、黄は「心肺機能を高めたい」、緑は「脂肪燃焼したい。持久力を向上したい」、青は「ウオーミングアップ、クールダウンしたい」と、4つのトレーニングゾーンを表示。リアルタイム表示なので、それを見ながら運動のペースを速くしたり遅くしたりと、目的やレベルに合った効率的なトレーニングに役立てることができる。また、運動後は、ワークアウト1回分の平均脈拍値や最高値、消費カロリーやペースなどを確認できる。
これらの機能は、独自開発による手首の甲の毛細血管から脳波を測定する光電脈波センサーと、そこから導き出されたアルゴリズムによるもの。最大脈拍数は、一般的な数式「220-年齢」で決まるが、上記4つのゾーンは、運動時の脈拍数がその何%に当たるかで判断されるという。
体力の衰えを感じている昭和40年男たちも、このアイテムを活用すれば上手に長く運動ができるかもしれない。本体は43×42×18(mm)、リストバンドは286×40(mm)、質量約35g。充電式リチウムイオン電池を内蔵しており約2.5時間の充電で1日1時間のワークアウトで8日間使える。リストバンドは本体から外して洗うこともできる。価格は1万4,800円。