ペンタックスは、水深14mで撮影ができるなど防水・防塵・耐衝撃機能に優れたタフネスカメラでありながら、GPS機能も搭載した『PENTAX WG-3 GPS』を3月中旬より発売する。
同製品は、本格的な防水機能や耐衝撃性からアウトドアに最適だと人気が高い『Optio W』シリーズの最新モデルとなる。2011年にはGPS機能を搭載した『Optio WG-1 GPS』が発売になるなど、2005年の発売以来、徐々に進化を遂げてきた同シリーズ。新製品は、従来の防水・耐衝撃性能に加え、より高画質な撮影ができるものとなっている。
今回、新たに最新型の裏面照射型CMOSイメージセンサーや画像処理エンジンを採用。前モデルで約1,400万だった有効画素数は約1,600万となり、高解像度化を実現している。動画機能も1,920×720ピクセルのフルHD動画撮影ができ、迫力ある映像を楽しめそうだ。さらにハイスピードカメラ撮影やインターバル動画撮影にも対応しているので、水滴が落ちる様や流れる雲など、自然の一瞬を切りとるなど撮影の幅を広げてくれるだろう。さらに、ミクロの世界を観察できる『デジタル顕微鏡モード』で撮影のとき、被写体を照らしてくれる近距離用LED補助光が1灯増え6灯にパワーアップ。より均一で明るい照明のもと撮影ができる。
シリーズの大きな特徴であるタフネスさも充実。防水機能はアップし、前商品より2m深い水深12mまで、連続2時間の撮影ができるようになった。また、1.5mからの落下にも耐える耐衝撃性、マイナス10℃の耐低温性能、100kgf(重量キログラム)までの耐加重構造は今までどおり。海や川などの過酷な環境でも十分に活躍してくれそうだ。
これらに加え、新たにGPS機能も搭載。撮影時の位置情報や、GPS機能に連動した各種サービスを利用することもできる。メモリーカードに測位データを保存するログ機能もあるので、アウトドアシーンでの移動記録を手軽に確認するなど、写真を撮る楽しみもグッと増すに違いない。カラーはグリーン、パープルの2色。価格はオープン、予想実勢価格は4万円前後。