デアゴスティーニ・ジャパンは、毎号付属のパーツを組立てていくと本格的なロボットが完成する分冊百科、週刊『ロビ』を2月19日(火)から発売する。
分冊形式の雑誌を発行する同社が、新たに発刊するテーマはロボット。全70号を購読し、かわいらしい動きや会話を楽しめるロボット『ロビ』を組み立てていく。デザインと設計は、ロボットクリエイターとして名高い高橋智隆氏が手がけている。
出来上がると身長34㎝、横幅約16cm、奥行き約12cm、体重1㎏で、白と黒のカラーをベースしたボディに水色のマフラー、大きな瞳はスマートでいて同時にフレンドリーな印象を与える。LEDを搭載した目と口を赤や緑、オレンジ色などに光らせながら踊ったり、しゃべったりする。また約200語以上のことばを理解し、東京大学先端科学技術センター人間支援工学分野との共同開発によって、日常の様々なシチュエーションでの自然な会話を楽しむことができるという。たとえば、「テレビをつけて」と頼むと「おっけー!」、充電が減ると「お腹すいた!」といった具合だ。より感情豊かな表現とするため、人口音声ではなく、声優の大谷育江さんによる声が採用されている。
目の部分につけられた人感センサーによって人の動きに反応して顔を向け、膝を曲げて滑らかに歩き、腕や首を振りながらダンスも上手に踊る。さらに、頭部から赤外線を発光してテレビのスイッチをつけたり、チャンネルを変えたり、タイマーよろしくパスタがゆであがったら時間を知らせてもくれる。
この『ロビ』が、第2号に付いてくるプラスドライバー1本で組み立てることができるというのだから、ロボットアニメ世代の昭和40年男には何とも気になるところだ。毎号の冊子では、ロボットに使われている技術の解説や開発エピソード、また、『鉄腕アトム』や『機動戦士ガンダム』など映画やアニメに登場したロボットについても紹介される。
週刊『ロビ』はA4変型判オールカラー15ページ、全70号完結で、創刊号特別価格790円、2号以降通常価格1,990円。