昨日は、定刻を20分ほど遅れて旭川空港に到着した。
早速チャリンコの組み立てに入ったがなかなかうまくいかずに、
見物していたタクシーの運転手さんが手伝い始める始末だ。
あー、情けない。
「借り物なんですよ」
「借り物でどこまでいくの?」
「いちおう…、あのー、宗谷岬までです」
「…」
運転手さんたちが熱い視線が注ぎ始めたのは、タイヤに空気を入れているシーンから。
きっとかっこいい俺が本物の旅やろうに映ったのだろう。
携帯用の小さい空気入れで、何回も何回もしゅこしゅこしている姿は、
旅野郎を通り越して猿のようにおかしかったかもしれない。
その猿だか旅野郎だか疑わしい男が一変、
チャリンコを組み立て始めたのだから運転手さんたちにはたまらない。
たがここでかっこ良く決まれば大スターだったが、当然そうはいかない。
結局3人のギャラリーは組み上がらない俺に救いの手まで差し出すことになったのだった。
「若い人にはわからないかな? 3人寄らばもんじゅの知恵って。なっ、みんなで考えよう」
などと言いながら次々と提案が出てくる。
若い人? いつからか久しくいわれた覚えがない言葉だなあ(苦笑)。
きっとこのチャリンコのオーナーからしたらさぞバカらしいことだろうが、こっちは一生懸命である。
ああでもないこうでもないを繰り返し、やっとのことチャリンコは組み上がったよ、パチパチ。
おじさんありがとう。
こうしてスタートを切ったのは、空港到着から約2時間が過ぎていた。
うーん、やはり前途多難な旅だなあ。
♪走るうっ、走る〜、俺“だけ”
(古っ。by爆風スランプ。ちなみに初期は大好きだったよ。週刊東京少女Aとか、東京タワーとか)
さて、旅の模様はこのブログともちろん本誌でもページをつくりますので乞うご期待。
つうことで(?)今日の講釈はここまで。
もっと書きたいのだけど、とにかく距離を稼ぎたいので早いとこ出発します。
ちなみに今朝は4時半に起きて、これを書いたり準備をしたりで、今5時20分をこえたところです。
さあ、出発じゃー。
応援ありがとうございます。陰? ここに書いてくれた以上、陰じゃないっすよ(笑)。
気をつけて・・・
陰ながら応援してま~す!!