Love the Earth活動。

今日はちょっと宣伝だな。
知らない人もいるかもしれないが
我が社は『昭和40年男』の他に、バイクの雑誌も多数出版している。
オレ自身もバイク雑誌の仕事にずいぶんと長く携わっている。
だが、バイクに対して悪いイメージを持っている人はすごく多い。

確かに大きな音が出るバイクも多いのも事実だ。
徒党を組んで騒いでいるバカもいまだにいる。
だが、そんなライダーばかりではない。
むしろこうした一部のモラルないライダーのおかげで、
一般のライダーたちが肩身のせまい思いをすることが多いのだ。
バイクなんかなくなっちまえばいいと言っている有名登山家もいるくらいだ(泣)。

俺がつくるバイク雑誌はそこと真っ向から戦い、
バイクに乗ることのすばらしさを訴え続けている。
狭い世界でのことだが突っ張り続けているのだ。
創刊号で取材したホンダの広報マンの名ゼリフがある。
「バイクは自らの目的地に自らの意思で向かっていく」
何気ない言葉ではあるが、バイク乗りには深くうなづいてしまう言葉だ。
彼は雨が降ろうと毎朝バイクで出社する。
仕事場へ自らの意思で向かっていくのだと、電車で運んでもらうのではだめだと言う。

バックギヤがない乗り物だからすばらしいという人もいる。
前にしか進まない不器用な乗り物だ。
その潔さがいいという。
まあバイクのことを語りだしたらきりがないわけだが、
そんなすばらしさを世間に広めていきたいと日々奮闘しているわけだ。
そのなかに“Love the Earth”という俺が会長を買って出て奮闘している活動がある。
8年前に立ち上げたもので、キャッチコピーはバイク乗りから始める自然愛護活動だ。
内燃機関で走るバイクを楽しんでいるわれわれは
クルマに比べれば少ないとはいえ、やはり環境にインパクトを与えているのは事実。
だから、その楽しませてもらっている分を地球環境に恩返ししようじゃないかという活動だ。

具体的には普段からバイクで旅に出たときに一つでもいい、拾って帰るとか。
地球環境のことに配慮できるライダーになりましょうという啓蒙活動だ。
年に二回、『Love the Earth ミーティング』と称して、
イベント形式の海岸清掃活動を行なっている。
明日はこのミーティングの開催日で、
福井県の若狭和田海水浴場にバイク乗りたちが集結する。
毎回500〜800人くらいのライダーや地元の方々が集まり、海岸をきれいにするのだ。
14回目を数えるイベントで今回は初めての福井県の開催となる。
興味がある方はライダーじゃなくても大丈夫だから会場に足を運んでいただければと思う。
多くの人間が力を合わせると、こんなにすばらしいことが実現するということを実感できるはずだ。
俺は会長として全体を引っ張り、清掃が終わった後のステージイベントを仕切る。
ちょっと緊張なのだが、パワー全開で踏ん張るのだ。

『昭和40年男』の読者さんはぜひ声をかけてくださいね。
うれしくて泣くかも?

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で