名古屋市の松坂屋美術館(大丸松坂屋百貨店 南館7階)にて、『アニメ化40周年 ルパン三世展』が催される。会期は4月27日(土)〜5月21日(火)まで。
1967年に『漫画アクション』で連載が始まったモンキー・パンチ氏のコミック『ルパン三世』。1971年にアニメーション化され、再放送が繰り返される度に人気が高まっていった。昭和40年男たちの多くは夢中になったはず。アニメだけでなく、テレビシリーズ、テレビスペシャル、映画、ゲーム、グッズなど活躍の場を広げていった『ルパン三世』は、アニメ化から40年が過ぎた今なお、多くのファンを夢中にさせている。また、当時製作に携わった大塚康生、大隈正秋、宮崎 駿、高畑 勲らは、その後、日本を代表するアニメーションスタッフとなり、数々の傑作アニメを創り出していき、日本のアニメ界をリードしているのはご存知のとおり。
同展は、アニメ化40周年を機に企画された、原作コミックとアニメーション、両方の『ルパン三世』初の本格的な展覧会となっている。原作者モンキー・パンチ氏のカラーイラストや原稿が一堂に集められる他、テレビシリーズや映画『カリオストロの城』製作の設定画、セル画、秘蔵資料など約300点、さらに、最新版テレビシリーズ『LUPIN the Third〜峰不二子という女〜』の資料も公開され、長い年月にわたって愛され続ける『ルパン三世』の魅力に迫る内容だというから期待だ。入場料は、一般900円、高大生700円、中学生以下無料。