昨日は、プロレーサー鎌田 学さんのお別れの会が行なわれ、有明に出かけてきた。
彼の死については、以前にこのコーナーでも触れた。
3月12日にテスト中に単独転倒してしまい、
心肺機能停止状態で病院に運ばれ蘇生した。
だが、意識は戻らず俺は呑みに行く約束をしていた前日、
ご家族の迷惑をかえりみず集中治療室にいる彼を起こしに行った。
「ガクちゃん、呑むぞ」と。
とうとう一度も目を覚ますことなく4月8日に逝ってしまい、
家族だけで葬儀を行なったそうだ。
家族に近い人たちで実行委員会を組織し、
このお別れの会が催されることとなった。
明るかったガクちゃんだから、みんなで楽しく見送ろうと。
でもね、そんなん無理だよ。
ヤツのトレードマークだった最高の笑顔で収まった遺影がどうにも悲しい。
形見の数々が展示され、センターのモニターでは
8耐優勝など華やかな映像が繰り返されていた。
誰かが「大がかりなドッキリみたい」だと言った。
本当にそうだよ、やっぱりまだ信じられない。
奥さんのお腹には、9月に生まれてくる新しい命が宿っている。
心身共にズタズタだろう彼女はそれでも気丈に振る舞い、
会の最後にはしっかりとした口調で挨拶を述べた。
「過去を振り返るのが嫌いな人でしたが、どうかみなさん、たまにでいいですから想い出してあげてください」
つき合い自体はそう長くないものの、相当深いところで語り合える仲だった。
昭和40年生まれではないのに、読者ミーティングの第1回に駆けつけてくれ、
「銀河鉄道999」を照れくさそうに歌っていたっけ。
ホントにいいヤツだったんだ。
偉ぶるところが全くなくて、素直で明るくて。
ガクちゃん、俺まだサヨナラできないよ。
ありがとうございます。丁寧に考えて綴っていただいたのですね。一期一会はすばらしい言葉です。悲しみを知れば知るほど大切にする言葉…、というか心かもしれないですね。
人の死・・・・・・・、 今、この年になっていろいろと考えてしまいますね。
わたしも、変わらぬ年齢なので・・・・・・・
ただ、生きている人間には、朝の来ない夜はありません。
一期一会
大切に生きてい行きましょう。
人の悲しみを知っている人の方が、人として・・・・
すみません、コメントがまとまっていません。