ソニーモバイルコミュニケーションズは、今春、日本市場に『Xperia Tablet Z』を投入する。LTE対応の製品だが、取り扱うキャリアや価格帯などは未発表だ。
『Xperia Tablet Z』は、Android 4.1採用のタブレットで、1.5GHz駆動のクアッドコアCPUを搭載。画面サイズは10.1インチでありながら、厚さ6.9㎜、重さ495gと超薄型軽量設計が最大の特徴である。
同じ10.1インチタブレットのiPodに比べると、厚さは『Xperia Tablet Z』の方が2.5㎜薄く、重さも167g軽い。解像度はiPodが2,048×1,536ドットと勝っているが、iPodにはない防水防塵性能も備えている。ボディカラーはブラックとホワイトの2種類。デザインテイストは、先日発表のスマホXperia Zと共通化されており、高い質感が保たれている。また、カメラは、Xperia Tabletとして初めて、ソニーの裏面照射型CMOSセンサーExmor for mobile採用し、タブレットとしては珍しく約810万画素となっている。
しかも、十数㎝の至近距離でデータ通信を行なうことができるNFC(Near Field Communication)を搭載しており、同じくNFC対応のXperiaスマートフォンやソニー製の機器にかざすだけで、写真や音楽をワイヤレスで転送・ストリーミングできるワンタッチ機能にも対応している。
気軽にカバンに入れることができる薄さと軽さは大きな魅力。ビジネスシーンで活躍するタブレットになりそうだ。