【タメ年たちの大活躍!】大谷健太郎監督が話題作でメガホンをとる。

原作コミック『黒執事』(スクウェア・エニックス刊/柩  やな著)。映画では、表紙の執事・セバスチャンを水嶋ヒロが演じる。
原作コミック『黒執事』(スクウェア・エニックス刊/柩 やな著)。映画では、表紙の執事・セバスチャンを水嶋ヒロが演じる。

昭和40年生まれの映画監督・大谷健太郎が映画『黒執事』の監督を務めることが決まった。

大谷は大学在学中に8ミリ映画の製作を開始し、そのとき製作した8ミリ映画『青緑』が1988年のぴあフィルムフェスティバルに入賞。91年に『私と他人になった彼は』で3部門を受賞。卒業後は、企業PRビデオの演出などを手がける一方で、自主映画製作を続け、99年には『avec mon mari アベックモンマリ』で劇場用映画デビューを果たす。これまでの作品には『avec mon mariアベックモン マリ』『とらばいゆ』『約三十の嘘』『NANA』『ラフ ROUGH』『NANA2』『ジーン・ワルツ』『ランウェイ☆ビート』などがある。

その大谷が監督をつとめる『黒執事』は、2006年から『月刊Gファンタジー』で連載されコミック累計発行部数1,400万部を超える人気マンガ『黒執事』が原作で、19世紀のイギリスを舞台に、執事と12歳の雇い主を描いた物語だ。原作は、斬新な世界観や登場人物のキャラクター造詣、張り巡らされた伏線や謎解きなどが高く評価され、ファンから映画化が待ち望まれていた。しかし一方では映画化は不可能だとも言われていた。そこに、繊細な人物描写と高い演出力に定評のある大谷に白羽の矢が立ったようだ。

大谷自身は「実写映画かは不可能。そう思われる原作ファンにこそ、すごい!と驚いていただける演出をしかけていきたい。映像美とアクションシーンに、ぜひごきたいください」とコメントしている。映画『黒執事』は4月にクランクインし、年内の公開を予定している。

このコーナーでは、昭和40年生まれの活躍を紹介しています。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

      

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