昭和40年生まれのフォトグラファー・野田尚之が2月27日から東京都文京区のGALLERY VIGLOWAで写真展を開催する。
佐賀県出身の野田は東京工芸大学短期大学部写真技術科を卒業後、博報堂写真部に入社。博報堂フォトクリエイティブ（現・博報堂プロダクツ）を経て、昨年独立し現在はフリーランスでコマーシャルフォトグラファー、シネマトグラファーとして活動している。その野田が独立して初めてとなる個展を開催する。
野田は2009年に皆既日食を中国で見た際、その現実とは思えない光景を目の当たりにし、自分が宇宙のなかに住んでいるという不思議な感覚を体験したのだそう。その後、この感覚を表現したいという思いを持ちさまざまな写真を撮影してきた。しかしなかなか自分が表現したいものに出会えなかったのだが、ある日、連続して星を撮影したものを繋げ、星の軌跡を表現してみたところ、野田が表現したかったものがそこにあったのだという。それから野田はさまざまな場所や季節、時間、天気のもと星の撮影をするようになり、今回の写真展では野田が撮り続けたその“奇跡”の1枚1枚を展示する。
『誰の頭上にも輝いている星々ですが、空を見上げることって少なくないですか？ 私達の周りにはこんなにも美しいものに囲まれてることを感じてください、この作品で 野田尚之』（オフィシャルWebサイトより）
興味のある人はぜひ足を運んでみてほしい。遠方のため残念ながら…という人は、下記の野田のオフィシャルWebサイトをぜひのぞいてみてほしい。星空の写真をはじめ、アジアやアメリカ、ヨーロッパなど各地で撮影された野田の作品を見ることができる。
■野田尚之（@adonoan）on Twitter
■『kiseki-軌跡-奇跡-startrails 野田尚之 写真展』
◎開催期間：2月27日(水)～3月24日(日)
◎開催時間：水～日曜日／13:00-19:00（月・火曜日休廊）
◎開催場所：GALLERY VIGLOWA
〒112-0002 東京都文京区小石川5-5-1 内田ビル4F
◎電話：03-5976-1591
◎入場料：無料
※レセプション：3月2日(土)/3日(日)13:00-19:00
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは！という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を！