ホンダは、125ccのスポーツバイク『MSX125』をタイ国内で発売する。
若者を対象として新開発されたモデルで、開発コンセプトは“ジャストサイズ&魅せるスペック”。コンパクトで扱いやすい車体サイズと、大型モデルのような本格的な装備がウリ。
親しみやすいサイズでありながら、各所でボリューム感と躍動感を強調した遊び心にあふれたスタイルを持つ。大型の異型1灯タイプヘッドライトが特徴的だ。スチール製のモノバックボーンフレームを採用し、ワイドサイズの前・後12インチタイヤや倒立タイプのフロントフォーク、前後のディスクブレーキを装備。タンデム走行も可能なロングシートやピリオンステップも備える。
パワーユニットは、『Wave125i』で定評のある空冷OHC単気筒エンジン。これに4速マニュアルトランスミッションを組み合わせる。生産もタイ国内で行なわれるが、グローバルモデルとして各国に輸出される計画とのことなので、日本国内への投入も予想される。気軽に乗れるコンパクトスポーツバイクとして人気を集めそうだ。