昭和40年生まれのノンフィクション作家・藤井誠二が12月22日に名古屋港湾会館で開催される『犯罪被害者支援企画2012 第12回 いのち かなでる』でパネルディスカッションに参加する。
藤井は愛知県に生まれ、高校在学中からさまざまな社会運動に関わり、高校卒業後、フリーライターとなり、愛知県の管理教育を告発した『オイこら! 学校』でデビューする。著書に『17歳の殺人者』『暴力の学校 倒錯の街』(ともに朝日文庫)、『殺された側の論理』『大学生からの「取材学」』(ともに講談社)などがある。近著に『権力にダマされないための事件ニュースの見方』(河出書房新社)、『殺された側の倫理 犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」』(講談社プラスアルファ文庫)などがある。
その藤井が、殺人事件の遺族が集まり発足した『犯罪被害者自助グループ緒あしす』が主催する犯罪被害者支援企画『いのちかなでる』で、「なぜ、犯罪は繰り返されるのか」をテーマにパネリストたちと意見をかわす。パネリストには藤井の他、遺族や弁護士、法務事務官、臨床心理士らが登壇する。事件を風化させたくない、無念な思いで亡くなった大切な人のことを忘れないでほしい、二度とこのような悲しいことが起きない日本にしたい…という願いがこめられ開催される同シンポジウム。興味のある人はぜひ足を運んでみてほしい。
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